キャリコネニュース様の
心霊連載(笑)で
お盆の時期の怖い話を
紹介しました。
この原稿を書いていて
そういえば私もお盆は
何かしらあるなーと
思ったので、
その中のひとつの話を
ブログで書いちゃいます

怖くないからたぶん
編集部却下されるので(笑)こちらに

あ、でも後々原稿化されたら
すんません(笑)










これ3年くらい前の話なんてすが、
ちょうど今の時期に
当時1歳のコティを連れて
実家に帰省してました

うちは両親が離婚していて
私と弟は父に育てられています。
母とは私が高校生の頃から
あまり会わなくなっていましたが、
コティを産んでから
交流が復活しました

そしてこの日は実家に
母が遊びに来てくれて、
私とコティと母は居間で
くつろいでいました

父は台所で夕飯を作っていて、
弟は仕事が夜勤明けだったかで、
二階でずっと寝てました

いつも弟は
一階に降りてくる時、
階段をかけ降りるように
ダダダダーッと
結構なスピードで降りてきます(笑)
ダダダダーッという音と振動が
一階に響くので
降りてきたのがわかるんですね。
一階の居間で
母と一緒にコティの面倒を見ていると、
ダダダダーッ
と

階段をかけ降りてくる音が
聞こえました

私はその音で、
「やっと弟が起きて、
降りてきたな」と思いました

そして、
その音と振動に反応して
コティが音のする方(階段がある方向)を
振り向いて見上げていました。
私とコティと母がいる居間の扉は
すりガラスの引き戸になっていて、
そこを一瞬人影が通ったので、
階段から降りてきた弟が
居間に入ってくるかと思って
待っていました。
でも全然入ってこない。
居間ではなく父がいる台所に
行ったのだと思いました。
しばらく経っても
弟は居間に来なかったので、
父の夕飯作りを手伝って
いるのだと思っていました。
それから少し経って、
私が取りに行くものがあって
台所に行くと……。
父が一人で
夕飯作りをしています。
弟はいません。
※ここからリアルな方言でお送りします(笑)
「あれ??
P(弟)は??」
すると父。
「来とらんよ?
そっちに
行ったんじゃないん?」
お気づきですか?
父も、弟が一階に降りてきたと
思っています。
「いや、こっちには来とらんよ。
さっき階段降りる音がしたけぇ、
てっきり父さんの所に
行ったんかと思った。
ガラス戸に影も通ったし」
「階段降りてくる音は
ワシも聞いたぞ?
ダダダダッーって音じゃろ?」
「そうそう。
じゃけぇ、
Pが降りてきたんかと思った」
「ワシもPが降りてきたと思ったよ。
でもこっちに来んけぇ、
居間におるんかと思っとった」
「ガラス戸の前を人影は通ったけど、
居間には入って来んかったんよ。
じゃけぇ台所に行って
父さんを手伝いよるんかと思っとった。
……でも、上に上がる音も
聞いとらんよね??」
そう。階段は上に上がる時も
音が響きます。
私も父も
下に降りてくる音は聞いたけど、
上に上がっていく音は
聞いてないのです。
「ってことはPは
起きてなくて、
まだ二階で
寝とるんかねぇ??」
「かもしれん……」
「…でも絶対音はしたよね?」
「……したよ」
私、妙な気持ちで
居間に戻り、
今度は母に聞きました。
「ねぇねぇ、さっきさ、
Pが一階に降りてきたよね!?
階段の音したよね?」
すると母。
「え?!降りてきた?
階段の音??
いつ聞こえたかいね?」
と不思議な表情

「え??さっきだよ?
10分ちょっと前!
ダダダダーッて勢いよく
階段を降りる音したじゃん?
コティも音がした方を
振り向いて見とったじゃん?」
「え?そんな音したかいね?
全然気づかんかった

何も聞こえんかったよ。
Pも降りて来とらんよ?」
え???
マジでか??
あんなハッキリ音したのに??
コティも振り向いてたのに??
てか人影通ったよね??
うーん。これは……。
父と私にしか聞こえてないという
”いつものやつ”か?
(コティも聞こえてたっぽいけど)
※母は霊感ありません。
「そっか……。
じゃあ気のせいかねぇ??」
とその会話は終わらせました。
それからしばらくすると、
また
ダダダダーッ
と音が





今度は本当に弟が降りてきて、
すぐに居間のガラス戸を開けました。
寝起きの顔で
「あ、母さん、来とったん?」
とおとぼけの表情。
私すかさず、
「Pさ、さっき下に降りてこんかった?
トイレ?」
と聞きました。
「え?俺夜勤終わってから
今までずっと寝とったよ?
今初めて起きて来た」
「そっか……。
さっき階段をダダダダッーって
かけ降りてくる音がしたんよ。
父さんも聞いとるんじゃけど……」
「母さんは何にも聞こえんかったよ」
「うちはてっきり、
降りて来たPが台所で父さんの手伝いを
しよるんかと思って。
で、父さんはPが居間で
うちらと過ごしとると思っとった」
すると弟。
「まぁあれじゃない?
父さんと姉ちゃんの
いつものやつじゃろ(笑)」
↑慣れてる





結局、階段を降りて来た足音の
正体がなんだったのかは
全くわかりません。
父も私も怖いとも感じず。
その後何か気配がするわけでも
なかったので、
何かが階段から降りてきて
どっかに行ったんだと思います(笑)
私はコティを妊娠してから
全く霊感がなくなって、
この時は産後1年ちょっとで
それこそ超鈍感になっていました

父も還暦過ぎて
やはり全盛期の頃のような力は
もうないので、
この足音の正体を突きとめるまでは
いっておりません

オチもなく
怖くもなくすみません

ただこの帰省時、
もうひとつふたつ
不思議なことがあったので、
またいつか原稿かブログで
書けたらと思います〜
