4歳の娘・コティは、
細田守監督のアニメ映画
「未来のミライ」が
お気に入り
毎日1回は必ず見る
(今も見ている……)
主人公は4歳児のくんちゃん(男児)。
妹の未来ちゃんが生まれたことで、
嫉妬心や赤ちゃん返りなどが
出てきてしまうのですが、
その気持ちを
4歳児目線で描いています
(両親が赤ちゃんばかり関心がいって、
ちょっとかわいそうでもある)
くんちゃんは過去や未来を行き来して、
幼い頃のママや若い頃のひいじいじ、
高校生になった妹・未来ちゃんと
会ったりします
「それぞれの人生があって、
それぞれが交わって、
今につながっている」
ということが、テーマなのかな?
最近妹ができたばかりのコティは、
同じ境遇なのか?
どハマりして見ている。
(赤ちゃん返りや嫉妬は
していないんですけどね)
まぁ、ストーリーは置いといて(笑)、
この映画の中で
私がめちゃくちゃ
「わかるーーー!!」と
共感した場面があります
それは、くんちゃんの「お父さん」。
(声は星野源さん)
このお父さん、お仕事はデザイナー。
未来ちゃんが生まれたタイミングで
会社から独立し、
フリーランスとして
自宅で仕事をすることに。
私と同じ在宅ワーカーです(笑)
くんちゃんが生まれた時は
仕事人間で、
家事育児はあまりしていない。
というか、家事が壊滅的にできない。
(家事ができないのも私と同じw)
そんなお父さんが、
自宅で家事育児しながら
仕事をすることになるのです
妻は産後すぐに
編集者の仕事に復帰
(大変だけど個人的にはうらやましー)
妻が外でフルタイム勤務し、
夫は自宅で仕事をするのです。
妻から家事育児のイロハを
教わります。
近所の奥様達から
「すごいですねー」と
褒められるお父さん。
最初は
「仕事の合間に
家事育児やるだけですから」
と言っていたのですが、
実際はテンパるテンパる
朝は朝食や幼稚園に行く準備に追われ
抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこし、
ワガママ放題の上の子を
なだめながら幼稚園へ
帰宅後、洗い物や洗濯、掃除など
慣れない家事をしながら
大泣きする赤ちゃんの世話に追われる
立ったまま昼ごはんを食べる
時計を見て
「え?もうこんな時間??」と、
慌てて幼稚園へ迎えに行く
ここまで、
一切仕事できていない
お迎え後は上の子が
横に
ずーーっといる状態
それでも仕事をしようと
パソコンを開くのですが、
疲れ果ててしまって、
しばらく
机につっぷします
これ、
もう本当にわかる
私と一緒!!!!
わかり過ぎて、
このお父さんは
私なんじゃないか?と
思うほど(笑)
なんとか仕事に手をつけるも、
横でずっと子どもに「ねぇねぇ」と
話しかけられる
合間には赤子が泣く
お父さんは上の子の問いかけに
上の空で、
「うーん、うーん」と顔を見ずに
生返事だけする。
これも全く一緒
「在宅ワーク」って家にいるからか、
「家事も育児も仕事も
全部できる」って
思われるんですよね
(私はこの「居宅内勤務」っていうのが
原因で認可保育園に落ちまくりました)
実際は、在宅ワーク&育児って、
マジでキツイんです
1人で何もかもするって、
やっぱり無理がある。
体はひとつしかない。
これは男性も女性も同じ。
(ワンオペ育児に苦しむママの声は
よく聞かれるけど、ワンオペ育児に
奮闘しているパパもいますよね)
外で働いている、
自宅で働いている、
夫婦ともに働いている、
夫婦どちらかが働いている。
家庭によって状況はさまざまですが、
子育てに関しては
どちらか任せにしないで、
一緒に育てていける環境や制度が
もっと整うといいですね。
(そうすると感覚も変わってきて、
育休や有給も取りやすくなるかも)
この映画が公開されたのが2018年。
ちょうど働き方改革関連法案が
成立した年です
あれから3年経って、
コロナの影響もあり、
かなり在宅ワークも
主流になりました
でも休校休園で大変な思いをした
保護者も多かったでしょう
時代とともに、
子育ても仕事もしやすい環境が
どんどん整っていくといいな
本編とは関係ない話になりましたが(笑)、
見る度に共感し、
うなずくシーンのお話でした