地味に長く続くとつらい。 どうも、二階堂輝行です。
久倍 「殿、城下の瓦版に 『マウスが右クリ不能になる病が多発していてとても孫ニュースやってられないです。 なんとかするのですみませんがもう少しプレイ日記でお待ち下さい』 等と書かれていました。」
輝行 「であるか。」
久倍 「それとなんかぁ、対伊達も盛り上がってないってゆーか、アレじゃ男の子でも勃たないYOってなってますよ? こーゆーのは 『面白くてしかもためになる』 ってのがベストらしいんで、この際片方すててためになる方に比重置いてやってみたらどうですか?」
輝行 「…ゲームはメンタルスポーツです。」
輝行 「だいいっかいー。 とってもオタクな戦国乱世ー。」
久倍 「ドンパフー。」
輝行 「まずは設定萌え? 当時はそんな奴ぁいねえよってぐらいに伝説持ちがたっくさんいました。
何人ヌッ殺したとかは代表例ですね。 崖に立って片手で千人とか。
他にも、鬼や悪い事をする神を倒したとかの類は特にたくさんありまして、どこの企業も就職するのに特技はイオナズンなレベルです。」
久倍 「この鬼って表現は、実は肌の色の違う外国人の事なんじゃないかと言われています。 体格が良く、顔立ちにメリハリがあり、白人が日に焼けたら赤く見えるし、夜の闇では青白く見えたりもするはずですよと。」
輝行 「相手にしたら事故で流れ着いて言葉が通じず生きていく為止むに止まれぬ犯罪だったかもしれんが、そんなこたぁどうでもいい。
その武将に従う兵にとってみれば毎回毎回命をかけてるわけなので、どうせなら伝説の人の為に散りたい。
次に有名な設定は色かな? 代表格の武田の赤備は赤いので3倍とか、そんなノリで代々受け継がれ徳川にもそのまま継承されました。
織田にも赤母衣衆、黒母衣衆という精鋭部隊があり、有名な人は割とここ出身だったりします。
北条にも五色備えがありますが、ここは黄色が一番有名。 きっとカレー好き。」
久倍 「そして異名。
四天王。 七本槍。 二十四将。 五名臣。 五大老。 これはキリがないですね。 どこの大名でもやってます。」
輝行 「さっきのと複合で、名前の前に鬼を付けたりする人もいた。 あと槍なんたらとか。 官位名の僭称も。 憧れのあの人から名前の一字を貰ったり。 今は途絶えた旧名家の苗字を復活させて名乗ったり。」
久倍 「最後に過去の改変ですね。
特に出生と初陣は多めです。
後に有力な大名になった人に多いのですが、元服するまで内気でインドアで本ばかり読んでいたのに、いざ初陣に出たら歴戦の将顔負けの奮戦勇戦、自ら奇襲をかけて敵を散々に打ち破ったってのがそこかしこに。
成長したら偉くなる人なんだし、本当に最初から凄かったんじゃね?って思ったらもう負けです。 戦国の情報戦に負けてます。 違うよ、全然違うよ。 みんな設定萌えだったんだよ。」
輝行 「ハッタリきかしたもん勝ちというか、名前も実力の内というか。
○○という精鋭部隊がある。 ○○という強い武将がいる。 なんて情報が流れるだけでいいんです。
敵にしてみればそんなんと戦って死にたくないし、味方にしてみれば心強いものです。
役職あげるから、残業代なしねって。」
久倍 「それにしても厨設定が多いというか。 創作の設定集より、歴史史料の方が無茶してます。 だからこそこっちは楽しめるのですが。」
輝行 「設定萌え以外にも現代のオタクに通じる部分が多々あります。 というか、歴史を紐解くとどの時代のご先祖様でも日本がハジマッテて困ります。
戦国時代は衆道という、いわゆるショタ萌え(もちろん性的な意味で)がセレブでハイソな趣味として大流行していたのは有名ですよね。
幼少の頃を小姓というメイドとして御主人様に一生懸命ご奉仕し、成長したら部下として仕える。 …なんてドリーム。」
久倍 「あの頃はマジで女性は産むキカげふんげふん。 もちろん愛妻家や恐妻家といった妻を大事になさる方もたくさんいました。 たいていはホモまっしぐら、というよりは両方嗜むものでしたし。
更にどこぞの海兵隊みたく気に入った部下には家にきて妹をファッ○していいぞという縁組も頻繁に、あるいは外交的にもまたドンドン行われ、男の子を養子に出すこともたくさんありました。」
輝行 「一時的な人質としてではなく、男ならその家の家督を継ぐかもしれない、女なら側室となって両家の血の入った子を産むかもしれない。 という長期的な戦略に基づいての外交手段でした。
しかしおかげであらゆる人間関係がぐちゃぐちゃになり、当主の世代交代ではほとんど必ず骨肉の争いが起こったり、ただ戦略を変更しただけで身内から謀叛が起こったり。
女性は姫や妻としてよりも、母として権力を発揮する場合が多いですね。 みんなママには逆らえないですから。」
久倍 「他にも当時流行っていたのは詩歌ですか。 ポエマー。 死ぬ間際に詠む辞世の句とか、マジ感動。」
輝行 「城の屏風に画を描かせたりするのはポスターをベタ張りしてる現代っ子に通じるものがありますね。」
久倍 「こじつければ大体の事は現代に置き換えられるのでみなさんも是非歴史を楽しんでください。」
輝行 「最後に、謙信女性説はガチ。 これだけでご飯3杯。」