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2018/10/10

123

テスト

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新学期

とか何とか言っといて

もう4月末!

1年の3分の1が終わっちまうんですねぇ~

早いもんですねぇ~

このままだと

あっという間に

還暦とかになっちまうんでしょうかねぇ~?

この

「いいトシこいたガキ」

ってヤツが

還暦のガキになっちまうと


しかしそれまで生きてるんでしょうかねぇ~?




というわけで

今季もおばかしていきますので

っていうより

年明け早々からとっくにやってましたけどにひひにひひにひひ




なかなか姿を現すことはないかもしれませんが

宜しくお願いします!�









(37)

今でも仕事の合間に


週1は必ず(おばか) している俺だっちゅうのに


寺子屋を始めてから




「神様みたいな人」




と言われるようになっちまっいブッタマゲるばかりだ。


当然冗談混じりに決まってるわけで


多数の人から言われているわけでもないんだけど


こんな俺自身そのものを言われてるわけではないことくらいは


当然わかっているつもりだ。






  まさにA君は




 「神様みたいな子」




  だった。














「A君との再会」


おわり













(36)

7、8年前ここでも語ったけど

自分自身つねに誰かに護られている…

「守護天使」の存在について考えさせられたことがある。

守護神とか守護霊といった方がいいのかもしれないが

たまたま当時流行ったドラマ

「春のワルツ」

のエンディングテーマが守護天使という曲だったんで

守護天使にしたわけだ。


今まで生きてきた中でも特にここ数年

あまりにも自分が好運か幸運に恵まれてきたことを思い知らされて

またまた考え始めるようになった。

運といってもクジ運みたいなものは全くないんだけど

車に跳ね飛ばされても殆ど無傷だったり

普通なら重傷で入院になるところを絆創膏一枚でかってしまったりとか

その他大きな危険を回避してこられたのも

ただ運が良かっただけで片付けてしまってよいのだろうか?

誰かに 何かに導かれているのか?

10年前頃までは、まだまだブチキレていた俺が

こんなに優しく優しく優しぃ~くなっちまったのも

自分から努めてそうしたつもりは全くなかったはずなのに

十代の頃は人を血だらけにしてしまったこともあったりで

マジに人を殴る世界に入るつもりだったのに

今は全く真逆の道を進んでいる。

考えてみれば、やっぱ不思議だ。


しかし、いやだからこそ

感謝しなければいけないだろう。

ただでさえ生きているだけでも

必ず誰か、自分自身気付かないほど多くの人々に支えられているからだ。







俺何言ってんだ?にひひ



(35)

どうやらアイツはずっと前からいたようだ。

高校生までは、あの自己中意地悪糞嫌ぁ~なガキだった俺がだぞ

大学生になった頃にはだ

「優しい」とか言われて超ブッタマゲ!

それから何故だか子供がどんどん可愛い~くなっきて

ボランティアとかまで始めちまったんだから

絶対おかしいだろ!

貧しい国々の子供達に文具に絵本、服や体操着を送る手伝いまでして

挙げ句の果てには、この業界入りときたもんだ!

しかも寺子屋まで始めちまって

フリーになった今も

一昨年は年に360日、昨年は357日も仕事に追われた。



あんなに性格が悪かった俺が

この少子化の時代だというのに良い仕事ばかり恵まれている。

もちろん人の倍以上の努力は欠かさなかったつもりだけど

仕事の腕を買われるよりも

「何より先生のお人柄に惹かれまして…」

なんて最近は父兄から言われるようになっちまったから




やっぱおかしいだろ!

俺がそんなヤツに変わるなんて、そもそもありえん話だ!


やっぱA君がいてくれてたんだな!


俺の気づかないところで

当時の美少年のままのA君が

超高価なビスケットを頬張りながら読書したり

俺に聞こえないように楽器を吹いているんだ…!



いやもしかして

アイツが俺になっちまったのか?

そう考えてもおかしくないぞ!

今の俺は当にアイツだよな。

こんなに優しく優しく優しぃ~くなっちまったし


いやいや、絶対それはありえんわ。


俺全っ然イケメンになってないしにひひ








(34)

公園を一回りしてたら
 
折り返しのバスが入って来たんで
 
早めに乗って出るのを待ってたら
 
向こうから中学生から大学生くらいの女の子の集団がやって来て
 
バス停�前でべしゃり始めた。
 
先ほどステージに上がってたBさんの生徒達だ。
 
やっぱみんな仲良しだ。
 
さすがB先生!
 
そしてA先生だ。
 
みんな幸せそうだ。
 
俺と全く同じ幸せ味わってたんだな
 
A君は。
 
本当に俺の寺子屋と何から何まで同じだし。
 
休業してまだ1年しか経ってないっていうのにさ
 
何故だかずぅ~っと昔のことみたいに思えちまうんだな。
 
本当にいいもんだ。
 
世間には塾にサッカーチームなどいろいろあるけれど
 
学年や世代を越えて、ここまで仲良しになれる場って
 
なかなかないんだよな。
 
まるで実の兄弟姉妹みたいになってたし。
 
いずれ俺も再開しねえとなぁ~
 
いやいや嫌でも再開させられちまうか?!
 
 
 
なぁ~んてことを考え込んでたら
 
彼女達の話が聞こえてきた。
 
「〇〇駅まで〇〇円?高くない?」
 
「歩いたらかなりあるよね?」
 
どうもバス代が足らないようだ。
 
確かに行きのバス代高かったから、小遣い足らなくなったな?
 
俺も中高生時代バス代や電車賃ケチッて歩いてさ
 
そもそも財布なんか持たなかったけどにひひ
 
この暑い中を女の子が歩くのは大変だ。
 
よっしゃと俺はバスを出て話しかけた。
 
「君達B先生の生徒だよね?バス代足らなかったら払うよ。」
 
いきなり知らないオヤジにそんなこと言われて驚くのは当然なのに
 
馬鹿もいいとこだ!
 
「あゴメン俺さ、先生の元彼だったA君の同級生なんだ。遠慮しないで乗らないかい?」
 
とほざいちまったもんだから、さらにドン引き!
 
ぁ~ホント俺は馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ…!
 
「いいえバス代くらい持ってます!別の所へ行きますから。」
 
とビシッと答えられ、その場を去られちまった。
 
近くに他社のバス停があり、そこまで歩くのでは?と運転手さんが教えてくれた。
 
そりゃそうだ!
 
今の中高生なら、それくらいの小遣いくらい多めに持ってるぞ!
 
昔の俺じゃねえし!
 
それにしてもだ!
 
普通の大人は絶対こんなことしねえだろ!
 
運転手さんも何だコイツと呆れてるはずだ。
 
ぁ~恥ずかし恥ずかし
 
俺はホントいつからこんなヤツになっちまったんだ?
 
こんなこと昔の俺だったら絶対しねえに決まってんじゃねえか!
 
おかしいだろ!
 
本当に馬鹿!阿呆!間抜け!気狂い!変態!…!
 
と心の中で俺自身をコケにしながら、生徒達の後ろ姿に語りかけた。
 
「そりゃ俺は確かに変なだけどさ。」
 
 
「亡くなったA先生も同じことしたろ?………」
 
ん?
 
待てよ……!?
 
 
 
 
 
そうか…!
 
そうだったのか!
 
わかったぞ!
 
 
 
 
A君は
 
 
 
 
 
俺の中にもいた!
 
 
 
 
そういうことだったんか!
 
 
会いに行く必要もないわけだ
 
アイツは既に俺の中にいたからだ!
 
 
 
 
そう思えたら心の重石が消えちまったよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

(33)

人伝に聞いた話とは違い

Bさんはピアニストでなく弦楽器奏者だった。

A君が亡くなった当時は二度と彼氏はつくらないと語られてたけど

今はすっかり立ち直り、既に立派な家庭も築かれている。

だから今更話しかけたりせずに、演奏を聞いたらさっさと帰るつもりだった。

会場は県内の公民館

駅からかなり離れた郊外にあり、広い公園の敷地内に建っていた。

思っていたよりバスの時間がかかったんで

早めに出ていて正解だったけど

時間内に仕事に戻れるかが心配になりながら軽く居眠りしてると

演奏が始まって、おったまげた!



ご本人のブログでは、A君とは性格が生き写しとのことだったが

楽器を奏でる姿までそっくりだ!

顔つきも、まるでA君!

彼が管楽器を吹くのと彼女が弦を弾く手の動きまで何故か似ている!

ぱっと見まるで少年時代のA君そのものだ!




わかったぞ!




この世を48歳で去ったはずのA君は………?




アラサー女性になっていた!




超∞イケメン管楽器奏者だったA君は………………………?




美人弦楽器奏者に生まれ変わっていた!




アイツはちゃんと生きていた!




話しかけたり昔の非を詫びることはできなくて残念だったけど




A君と再会できたんだ!




もう演奏する姿を見られただけで充分だ!




なかなか時間は取れそうにもないが




これから時々アイツの演奏を聞き行こう!




そう思ったら………!




美しい音色にも癒やされて……………!




ぐうぐう爆睡しちまったじゃねえかよ!�ぐぅぐぅ




幾日も睡眠不足が続いてたにしてもだ




もったいねえにもほどがある!




結局半分も聞いてなかったし。しょぼんにひひ




だけど良かった!




やっと心が晴れた!




会場を出たら、バスが出るまで時間があったんで

敷地内の公園を歩き回ることにした。

何となく、とりあえず行ってみようかと思いチケットを購入しようとして

慣れてなかったから面倒なことになっちまいながら

時間をやりくりして、やっと来られた演奏会だったけど

本当に来て良かった!

心からそう思えたら

いつもより空もずっとずっと青く見えた。

9月末の暑い日のことだった。









(32)

残暑も厳しかった頃だったけど

灼熱のアスファルトに寝転がって日焼けしながら昼寝してる俺も

毎晩眠れなくなっちまった。

朝方少しうとうとしただけで出かける日が続いてたら

社会人になって初めて

朝寝坊ってやつをやっちまった。

その日の午前中は仕事でなく、父の墓参りだったけど

それでも目覚まし時計に全く気づかなかったのには驚いた。

今まで電車の寝過ごしはあっても

どんなに飲んだくれても次の日の朝は絶対起きてたんで

マジ信じられなかった。


久し振りに心にぽっかり大きな穴が開いた気がした。

以前の穴が塞がったかどうかはわからないが

今度の穴は更に大きかった。

仕事はいつも通りできたけど

それ以外特に通勤時とかは悩み続けていた。

悩んでも仕方ないことくらいわかっていても

やっぱ悩んでばかりだった。

墓参りに行くべきか…?

ご遺族に何てご挨拶しに伺えばいいのか?

大昔たった一年間隣席だっただけの級友だ。

訪ねたところでどうすんだ?


そんなことなどをいろいろ悩んだけど

Bさんの演奏会に顔を出してみることにした。






(31)

何だコイツ悪戯にしてもひど過ぎるぞ馬鹿野郎!


と思いながら覗き続けていくと


「君の三回忌だね。」


と、またまた同一人物からのコメ。


おいおい何だよ放置ブログに変な悪戯しやがる暇なヤツがいるよな。


ところが、別の人からも


「久し振りに訪問しちゃいました。」の後に…!


「お亡くなりになってたんですね!」






どういうことだ!?

嘘だよな!何かの間違いだろ!!?


A君絶対元気にしてるよな!?


死んでたら許さねえぞ!


と心の中で叫びながら全員のコメを読み直した。





どうやらA君は結婚はされてなかったが


Bさんという交際相手がいらっしゃたようだ。


そのコメ欄からBさんのブログに行き着いた。


2011年春


A君は腸炎と言ってたが…実は癌で


既に胃や肝臓に転移していた。




その時の必死な看病記録が、Bさんのブログに詳しく綴られていた。

1月の彼女のリサイタルに、腸炎なのに無理して駆けつけてくれて

その後すぐ入院、そして癌の宣告を受けたこと

自分は君を置いて死ねないと頑張ったこと

一時退院の許可が出た時は、車椅子で軽井沢やディズニーランドに行ったり

いろんな美味しい料理が食べられて泣いたこと

震災当時、病院のコンビニも部外者に全て食料品を買われてしまい大変だったこと

4月には俺と同身長なのに体重が50キロを切ってしまって

最後は、本人の意志で続けていた延命治療が、あまりにも苦しそうだったので……!

彼の兄が楽にさせてやろうと決めたこと……。


(確かにA君には、一回り年上のお兄さんがいらっしゃったはずだ。)


詳しく詳しく語られていた。


涙が止まらなくなっちまった

泣き叫びたいくらいだった。

同級生の死は初めてではなく、しかも失礼な話だが

正直言って、今まで悲しい思いすらしたことすらなかった。

それが僅か1年の付き合い、しかも40年近く連絡すら取らなかった仲だったのに

何故こんなにも悲しくなるんだよ!?

ここまで悲しくなったのは7年前に階下の店主の子が亡くなって以来だった。








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