農家さん訪問 | お弁当、その他もろもろ

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海外向けにネットショップでお弁当箱を販売しています。その周辺の話、それと関係のないもろもろの話を書こうと思います。

こんにちは。お元気ですか?

午前中は真夏の太陽が照り付けていたのに、午後の雨雨はすごかったですね、空が真っ黒で10メートル先が見えないような降り方でした。ショック!


今日は横浜で、有機農業をやっているKさんの農場に行ってきました。彼女のお野菜を使ったお料理をカフェでいただいて、そのおいしさに驚いたのが直接のきっかけです。


ケークサレに使うお野菜を提供していただける農家さんを探していたのですが、あまり遠隔の地ではなく、顔をちょくちょく見て信頼関係を築いていけるところがいいなぁと思っていたので、この出会いがとっても嬉しく、畑を見せていただくことになりました。 


女手ひとつで900坪の畑と水田を運営している彼女のお手伝いが何か出来ればと、軍手、タオル持参で伺いました。



ケークサレな日々


場所は港北インターのすぐ近く、振り返れば第三京浜車が見える立地です。チップやら、おからやらで堆肥を作っているのですが、材料は全て軽トラックで取りにいって、スコップで混ぜ合わせて発酵させているとのこと、そしてもちろん化学肥料や農薬は一切使っていませんので、とにかく草との戦いの毎日だそうで、草取りのお手伝いをしました。


来年からやはり神奈川で有機農業を始めたいという人も、研修をかねて来ていました。 聞けば、農業を始めたいという若い人はたくさんいるらしいのですが、農地を借りるのが本当に難しいとのこと。農地が市街地にどんどん転換されていくのが大きな理由のようですが、有機農業というだけで(虫や堆肥の匂いの問題から)、貸し渋る地主さんもいらっしゃるとのことです。

Kさんの農地も3箇所に別れていて、車での移動が大変だそうですが、まずは小さくてよいからはじめることが大切とのことでした。 実績が出来れば、農地を借りないか?というお話がやってくるそうで、Kさんも「追加で300坪借りれるかもしれないのよ!」と嬉しそうに話してくれました。ニコニコ


ケークサレな日々


鍬をお借りして、よろよろと畝の間に生えた草を抜いていきました。私が1メートル進む間に、お二人はばっさばっさと3メートルは草を刈っています。背中にあたるお日様の光が痛いほどで、これを毎日900坪の畑でこなしているKさんには脱帽です。

ケークサレな日々


堆肥に混ぜてあるチップに混じっている菌のせいでしょうということでしたが、お野菜の間にたくさんのキノコが顔を出していてかわいかったです。

ケークサレな日々

少し草をとらないと、すぐ雑草が生えてくるそうで、手前に見えるニンジンの苗が後ろのほうでは雑草に隠れて、見分けがつかなくなっていますね。

   
                      ケークサレな日々


その分、青蛙やら、バッタやら、こおろぎやら、虫は本当にたくさん!でも聞けば、こおろぎは苗の葉を食べてしまうし、カナブンの幼虫は根をかじるしで、あまり歓迎は出来ないそうです。虫がいて、喜ぶのは、私のような「なんちゃって」俄か耕作者だけなんでしょうね。この俄か耕作者、毛虫を見て飛び上がりガーン、お二人に笑われていました。

ケークサレな日々


帰り際にニンジンを葉付きで分けていただきました。ニンジンくさいケークサレを作りたくて、ニンジン葉のついたニンジン6をこのところ探していたのですが、季節もあって、全く入手できていなかったので嬉しいです。

明日さっそくケークサレに焼いて見ますね。音譜


Kさんの畑、これからちょくちょくお手伝いに行きたいと思います。アップ