長らく関西に戻っていた友人が、東京でまた働くこととなり、「お帰りなさいの会」をしました。場所は渋谷のダム・ジャンヌ (dame‐Jeanne)、私の敬愛するブロガーのbossさんが記事に書かれているのを 見て以来、いってみたかったお店です。
注: bossさんのブログ読み始めると、3日くらいすると中毒になりますので、要注意です。
場所は、井の頭線神泉から歩いて1分、小さな看板でお店を確かめます。 で、ドアを開けるとそこは真っ暗!というのは、大げさですが、明かりはテーブルの上のろうそくと、天井のごくごく小さなライトのみ。 東京渋谷からいきなりフランスの田舎の修道院に行ったような暗さでした。。。 (bossさんのブログの写真より、よっぽど暗かったので、やっぱ節電されていたんだと思います)
食前酒を飲みながら、奥様の手書きのメニューを拝見し、暗さに目を慣らしました。
で、オーダーしたのは、「今日うちにいらしたら食べていただきたいもの」と奥様が薦めてくださった、
ホワイトアスパラガス
フォアグラのサラダ仕立て
タンポポのサラダ(写真を撮るの忘れました)、でした。
フォアグラのサラダは、フォアグラ嫌いの友人がこっそり二口目のフォークを伸ばす美味しさ。タンポポは食用に栽培されているものということで、色が白くて驚きましたが、うどのような苦味と野菜の青さが美味しいサラダでした。
でも特筆すべきは、ホワイトアスパラ!
茹でたての甘さはもちろん、付け合せのソースがあまりに美味しくて、3人無言でお皿をピカピカになるまで、パンでソースをさらえてしまいました。 伺うと、自家製のマヨネーズに生クリームのホイップをあわせてあるとか・・・温野菜に添えると、おうちご飯がとってもグレードアップしそうです。 挑戦してみたいと思います。
あわせた白ワインは、奥様ご推薦のこっくりした、樽香の残るもの。
メインに進むころには、小さなお店は満員でした。割と年齢層は若く、おいしいものを仲間で楽しむ雰囲気です。
で、お楽しみのメインは、鯛の蒸し物と、子牛のクリーム煮こみでしたが、もう食べるのに夢中で写真を忘れてしまったのは、いうまでもありません・・・
デザートは二品持ってきていただいたものから、ガトーバスクをお願いしました。
日本のケーキ屋さんで買うものよりずいぶん甘かったですが、コクとパイ生地の美味しさで、甘いもの苦手なだんなも無言で完食していました。
お料理が一品一品ほどよい間をおいて運ばれてきて、気がつくと3時間半があっという間にたっていました。 奥様の丁寧なサービスと、オーソドックスなんだけどユニークなお味に満足の一晩でした。