いかにして車検代を抑えられるか
やはり車という高性能のシステムを自分で車検するというのはハードルが高すぎる
そういう貴殿にむけて、少しでも費用を抑える知恵を伝授したい
基本的に車の維持費を抑えたいという事で、これまでに取り上げた内容の応用になります。
☑事前のパーツ交換
クルマに付いている各種パーツは必ず経年劣化する。タイヤしかり、ワイパーゴムしかり。
車屋に出す車検の費用が高くなる要因には、車検時にパーツ交換を車屋でまとめて済ませようと考えているから。
例えば、タイヤのスリップサインが出ている状態で車検に出せば、当然車屋さんはタイヤを交換する。
車屋さんにすれば、自分のお店で扱っているタイヤを交換すれば自社の売り上げになるのでそうするはず。
あらゆるパーツがそういう所での交換になれば、かかる費用はUPするよね。
それで、是非お勧めしたいのがユーザー車検ならぬオーダー車検
それは、自分である程度事前に交換部品を管理することで、車屋さんに「これは交換しなくていいよ、これは見ておいて」と
注文するわけです。
今回は、車の交換部品の代表的なパーツについて取り上げる。
タイヤ
車屋さんに日本製のそれなりの価格のタイヤがお店にあれば、それを交換タイヤに選ぶのは当然。
前にも書いている通り、ブランドにこだわらないのであれば日本製でなくても海外製のタイヤを使用できる。
日本製よりも輸入タイヤのほうが安いと言われているので比較してもいいだろう。
だから、自分でタイヤの溝の減り具合を見て、車検に通らないと思ったら自分で海外製のタイヤを扱っている
お店に事前に行って交換しておく。そうすれば万単位の費用節約になる可能性も出てくる。
ワイパーゴム
雨の日の安全走行のためには、しっかりと雨をふき取るゴムは不可欠。
大抵、劣化したゴムは端から切れてくる。少しでも切れていたら車検は通らない。
車検時に交換となれば、車屋さんはタイヤ同様、自分の店で売っているワイパーゴムと交換するだろう。
では値段は?
ピンキリではあるものの、パーツショップで売っているものを見てみると結構いい値段がしている。
ゴムだけでも2本で千円越え。
では、ネットで探すといくらで売っているか?2本で390円
そんな安物で大丈夫
の車、交換して1年以上になりますが、問題なく使用しています。
交換方法は動画に出ているので、誰でも簡単に交換が出来ます
この値段であれば、1年に一回交換しても安いですよね。
オイル
の意見としては、5千キロごと、半年ごとに1回の交換。エレメントは1万キロごとに交換。
自分でやれば一番安上がりかと思えばそうではなく、今年話題沸騰した○○ターに持ち込んでやってもらうのが最も安い。
もちろん、客寄せサービスなのでそのついでに色々とセールスしてくるのは目に見えているが、
やはり、これだけ問題が大きくなると以前のなりは潜めている。
も先日交換に行ったが、何のセールスもなく¥100で帰らせてくれた。
過去の事例を思い返すと、確かにオイル交換ごとにいろいろとセールスされた事はあった。
「もうすぐ車検ですが~、バッテリーの電圧が下がっていますね~、エアコンフィルターの交換時期ですね~」
でも、そこは「自分でユーザー車検しているので」「今、手持ちが無いので」と言うことで、ひつこくは言ってこなかった
とにかく言われるがままではなく、節約する意識を強く持って対応しましょう。
バッテリー
交換時期としてはいろんな意見があって、最近のアイドリングストップ車の場合は2~3年という意見もある。
確かに粘って長く使用してもいざという時にバッテリーが上がっていると車は動かない。
がお勧めするのは、性能ゲージの付いているバッテリーを使用する事。
実際のバッテリーの状態を色分け表示で見える化してくれているので、素人でも判断がしやすい。
実際、○○ターで2年前にバッテリーの能力が低下していると指摘されたバッテリー。いまだに元気にエンジンスタート
決して安いパーツではないので、自分で賢く維持管理すれば費用を確実に抑えられる。
車屋さんに車検に出すという考えであれば、以前に書いたように、やはり行きつけの車屋さんを持つに越したことは無い。
馴染みになれば少しくらいは融通もしてくれるし、自分の価値観を共有してくれればセールスもない。
なにより、オーダー点検をしてもらいやすいし車の状態も見てくれる。
ホームドクターならぬ、カードクターというところかな
いかがであろうか