ユーザー車検
クルマを維持する上で必ず必要になる車検
分かっていてもお金が出ていく=憂鬱になる。
では、どうすれば費用を抑えて車検出来るか
前回のブログで、究極の節約術は、「自分で出来る事は自分でする」と表現した。
車検についてもユーザー車検という方法を目指せば、費用の節約の点では非常に効果が大きい
結局のところ、車の保守管理の責任は持ち主にあるので、車を動かす前に点検してから乗車するように勧められている。
でもそんなことする人はほぼ0ではないだろうか???(いたらゴメンナサイ)
「自分でやれば安く済むんだろうけど…出来ないから車屋さんに出す訳で」
確かにその通り。では、新車から乗り始めたとして1回目の車検は3年目でいいのか。昭和58年までは2年ごとでした。
なぜ3年になったのか?
自動車技術の向上によります。実質3年目の車検でも何もせずとも車検に通るといわれているのも、
技術革新の結果といえます。(よほど多走行でない場合ですが)
であれば、3年目の車検を自分で行うことにチャレンジしてみてもいいかも。
ネットで事前に予約が出来るので、IDとパスワードを設定後、希望する受験日に予約を入れ、予約番号を控える。
陸運局に行けばユーザー車検のための書類が用意されている。以下の3種類。
①自動車重量税納付書(当日事前に支払い) ➁継続検査申請書 ③自動車検査表
これに、⑤自動車納税書 ⑥分解整備記録簿 ⑦納税証明書 を揃えて提出する。
事務処理が難しい???そんなことはありません。陸運局の人も手順を教えてくれますし
実際コースを通過する動画も沢山出ていて、女性の方でもユーザー車検に持ち込みいらっしゃいますし
コース不慣れな人のためにサポートする人を置いているところもありますし
検査手順:
実際コースに並んで、検査を受ける時間は10分ほど。
検査員に書類を全部渡して、指示に従ってまず電気系統のチェックから始まります。
まず車の前から。ウインカー左右、ハザード、ライト上下、フォグ、ウオッシャー、ワイパー、クラクション。
クルマ後ろから。ウインカー左右、ハザード、ライト、ブレーキ、バック。
(検査場によっては後ろに鏡があって同時にチェックするところもある)
ボンネットを開けて車体番号、改造有無確認、エンジン回りの異常チェック。
地面にラインが引かれているので、それにタイヤを合わせてレーンに進入。
キーをONにしてメータパネルの確認(警告灯が全部点くか消えるか)
シートベルト、排ガス検査、サイドスリップ、光軸、各ブレーキテスト、スピードテスト、下回り検査。
これらのことを10分ほどで行ってしまうので、あっという間です。
大体流れとしては以上で、検査官が車の異常の有無確認し、合格不合格を判断する。
普通に乗っている車であれば3年目の車検で不合格はまず出ない。心配なのは光軸ぐらいかな~
あと、タイヤのスリップサインが出てたら合格しないから多走行車はチェック。
合格が出れば書類を持って事務局に提出、新しい車検証の交付を受ける。
以上、非常に簡単なユーザー車検の講義でした~