キャディー➁

 

グラサンブログって1日一回とかじゃなかったっけはてなマークはてなマークはてなマーク

  なんとなく怒涛のごとくに書き込んでいる感じがするのは自分だけでしょうか照れ

  昔を思い出すといろいろな記憶が蘇ってくる。

 

  キャディーとして実務初日。控室に10人ほどの学生諸君と共に客が付くのを待つ。

  スピーカーから「○○君」。部屋から飛び出し、電動カートを押し出して2階からエレベーターで降りてくる

  バックをカートに載せてお客さんが来るのを待つ。

 

  初回の客は、雰囲気的に同僚4人で遊びに来たという感じ。

  グラサン「いらっしゃいませ。よろしくお願いします。本日キャディーを務めさせていただきます○○です。」

  お客さん「……!?」 一人「そうか、ナイターゴルフのキャディーは若い兄ちゃんがするんか」

 

  グラサン「まずクラブの確認をお願いします」 

  手順通りに、14本の種類を確認してメモに記入。「今日はOUTからのスタートですので、10番ホールにお越しください」

  先にスタートに移動してドライバーを並べる。

  大体のお客さんは何回か来ている様子で、特にコース説明も必要なくティーUP。

 

  普通のレベルで4人とも「ナイスショット」でフェアウエーキープ。さてさてここからが新米キャディーの悪戦苦闘の

  始まりであった。出だしの秘訣もままならないままにカートを押してセカンド地点へ。

 

  お客さん「あと何ヤードあるかな~?」 

  グリーンエッジまで150ヤードの木を目印に、グラサン「グリーンエッジまで170。+カップまで15ヤードで185ヤードです」

  お客さん「5番持ってきて~」 

  カート道から50mほど離れているお客さんのところに走ってクラブを持っていく。

  別のお客さん「キャディーさ~ん、ここからは?」

  グラサン「170ヤードくらいです」「6.7持ってきて~」 走ってカートに戻り、2本手にしてお客さんのところへ。

  3人目、4人目と同じ調子で注文を受け、そのたびにカートと行ったり来たり。

 

  そうなんです。スタートの時点でセカンドクラブを渡しておくという秘訣を知らなかったのです叫び

  お客さんもニヤニヤ。新米キャディーを教育しようとの算段でも申し合わせたのか、その後のホールも同じような感じ。

 

  どうだろう。距離にして17.8kmは走っただろうか???ホールアウトしたときは結構ヘトヘト気味であった。

  お客さん「どう、若いからよく動いたね~。セカンドクラブ、ティーグランドで渡してくれていいんだよ」

  グラサンガーンガーンえーん最初に言ってくれ~」ムキー

 

  キャディー③では、客を操る術について書きますね。