ど忘れ2輪ガーン

 

自分のブログを読み直して大事な事に気が付きました~。

試験場に行くきっかけになった2輪免許の取得について書き忘れてた。汗うさぎ汗うさぎ汗うさぎ

母子家庭ゆえの貧乏育ち。経済的に家に頼ることはのっけから思考の外に追いやっていたので、自らの人生初の免許取得に目覚めた中、「これなら費用をかけずに免許を取れるかも」と思い立った一発免許。

 

ただ、課題は何をどうすればよいか右も左も全く無知の状態であったので、

「さて、どうしよう…」はてなマークはてなマークはてなマーク

問題はただ一つ、「お金はないえーんびっくりマーク

いまのようにインターネットも普及していない時代。情報収集は本屋の立ち読みだけであった。

幸いにも、本屋には一発免許についての解説本が数冊並んでいたので、基本的な事をそれで理解するしかなかった。

 

事務手順は分からなければ試験場で聞けばよい。

「そうか、初めての経験なのだから聞けば親切に教えてくれる!」。

全くの無策のうちにバスを乗り継いで到着したのが、試験が厳しいと名高い明石試験場。

広いフロアに幾つも窓口が並び、手順については張り出されている案内に基づいて順番に。

 

立ち読み情報で、試験開始の1時間前には現場に入って、不明なところはとにかく聞いてグラサン

 

学科は一発クリアニヤリ

 

明石は2輪の試験会場は道を隔てた南側に設置されている。信号を渡って待合室へ。

初回の受験者は10人ほどだったかな~。

自分でヘルメット持参の強者もいる。初回の人と数回目の人が混在する雰囲気で、慣れている(不合格者)はすぐにコースの下見に出ていく。見様見真似で自分もコースへ。

意外と狭いと感じるも、制限速度表示もあり、踏切、そして坂道発進。2輪試験で一番の難関は一本橋かな。

幅30センチ、長さ15Mの実寸よりも狭く感じる橋を横目に、試験は中型だったので、

7秒以上をかけて渡るんだったと、教本に書かれていたことを思い出しながら一周。

ただただ、試験コースを覚える事に撤する。

 

控室で待機していると、試験官が登壇し短い説明。

「運転の分からない者はいるか」の質問に3,4人が挙手。試験官に付いて試験車両バイクの横へ。

「これがアクセル、これがクラッチ、これがブレーキ、これがギア」

はてなマークはてなマークはてなマーク説明ってそれだけはてなマークはてなマークはてなマーク

本当に初めて乗る人間にしてみれば、なんとも心細くなる簡潔な説明。

 

初めて乗る人間!? あんたもじゃないの? へへ照れ

実は親に頼み込んで250CCバイクを試験場に行く前からガレージに購入納車済みしてしまっていた。

ガレージの中でほこりをかぶり始めているバイクのスタンドを立ててエンジン始動からギア変速までの密かな練習済み。

これはかなり大きかった。

全くの運転未経験者がいきなり行くというのは、無駄に受験回数を増やすだけだからお勧めできない。

一応、運転の仕方が分からない者の一人として挙手し、参考になればとの思いで付いて行っただけのことで…

全く参考にはなりませんでしたがショボーン

 

そういえば聞いたことがある。「試験場は教習場ではない」。

基本的な運転は出来るという事を前提にした試験なのだおねがいおねがいおねがい

 

あとは、交通法規を守って運転できるかどうかがチェックされる試験ということなので、その日、全く運転できないという人間いなかったと記憶している。(エンストするのはいたけど)

 

さて、バイク試験の大事な要素についてレクチャーしよう。

試験官は空港の管制塔のようなところから見ているだけだから、バイクに付いている数種類のランプを見ながら、制限速度を守っているか、クラッチをいつ操作しているかということを見るようにしている。

 

2輪試験ほどアピールに意味がある試験はないかもね。例えば後方確認なんかは首を捻るだけでなく、上半身を使って「見てますよ~」アピールが必要になる。

 

これは、試験車に乗車する時から行うべき。シートにまたがる前に後方確認。

乗車してからミラー合わせ。この時、左右のミラーに手を添える動作をしたほうがいい(アピールですウインク

それからエンジンスタート。クラッチを切ってローギアに。右後方確認、ウインカー、再度右後方確認し発進。

 

キープレフトは車もバイクも同じ。進路変更は確実に行う。

(事前にコースの下見をする時に、ここで後方確認、ここで進路変更といったイメージトレーニングをしておこう)

実際、コースはそんなに広くないから速度課題の部分だけスピードを意識しておけば、あとは焦らずに安全確認の動作を確実に行う。(あまりゆっくり過ぎるとそれも減点になるので注意)

 

2輪の試験で一番緊張するのは1本橋ではないだろうか。幅30センチなんだけど、緊張感のためにやたらと幅が狭く感じる。

橋に乗るまでバイク一車分くらいの助走区間があって、5センチの段差を乗り越えて上に乗るのだけど、多くの失敗例は、乗るまでに慎重になりすぎて、段差の影響からバランスを崩して橋から落ちるということがほとんど。

とにかく乗ってしまえばバランスを取るのは難しい事ではないので、リアタイヤが乗るまでは少し勢いを付けたほうがいい。

 

渡る時間は小型5秒以上、中型7秒以上、大型10秒以上を費やすということだが、余分に2秒を意識すれば全然大丈夫。

橋を降りる前から次の動作(右左折)への初動を始める意識を持つ。

明石では一本橋を降りてすぐに本線への合流となるので、橋を渡り切ってからでは遅い。

あとのコースはほとんど安全確認が出来ているか(アピール)、車線変更しているかだから気負わずにやろう。

試験時間は10分程度かな?

 

あと、限定解除免許の場合、バイクを起こすという課題が付いてくるよね。

バイクは確かに重量があるけど、コツさえつかめば女性でも難なく起こせるのだから心配しない。

コツとしては、上に持ち上げるという意識は捨てる。どちらかというと、斜め向こうに押し上げるというイメージです。

とにかく瞬発力。一気に押し上げるびっくりマークよほどの怪力でもない限り、勢い余って向こうにこけるという心配はないニヤリ

 

さて、自分は中型しか持っていないので、引き起こしの経験はしたことがないけど、最初に乗るバイクをいきなり大型にするよりも、維持費などの事を考えて250CCから乗るということでも十分ではないかと私は思う。(貧乏人はなおのこと!!

 

吾輩、結局6回目で合格した(今から思えばかかりすぎえーんえーんえーん

その後、4輪に乗るまでの2年間はバイクのツーリングに青春をかけたが、十分だったかな~。

どうしても車に乗り出すと、雨、暑さ寒さがダイレクトに伝わるバイクから足が遠のくのは歳のせいかもね。

 

昨今、バイクブームの再燃が観察されているが、くれぐれも事故だけは無いようにね。必ずケガするからネびっくりマーク

 

経験談:ダウン

  いろんな思い出があるけど、1度だけ事故したことがある(もらい事故)

夜の交差点で、こちら直進、相手右折。タイミングがもう少し早かったら横からの衝撃で吹っ飛んでいたけど、バイクフロント前部から相手の左前部への衝突になったので、一瞬止まった状態からの左転倒(立ちごけだね)ガーン

まだ10代、反射神経はまだ生きていた。瞬間に飛び降りれたので、こけたのは幸いバイクだけ。

ただ、手首への衝撃はかなりであった。

タイヤに対してハンドルが45度曲がり、フロントスポークも変形重症。

最寄りも派出所まで何とか自走移動し、示談。

相手は完全な自分側の過失であるとして平謝り。(普通の感覚の人で良かったぁ~照れ照れ照れ

 

後日、行きつけのバイクショップに持ち込んで修理依頼。

結構費用が掛かるということで、修理費同額の中古バイクを勧められたが、憧れで手に入れたバイク。

愛着もあり、また事故で買い替えというのも気が乗らず修理依頼。(結局20万越えになった)

 

2輪免許を目指す皆さん。解放感たっぷりのバイク。その分リスクもあることをお忘れなくウインク