2008-09-02 は半径3m社会学者東浩紀の社会時評の精度が1年経ってまた一つ実証できました。
>固定票をもっている共産党が躍進して、ロスジェネ議員誕生といったところでしょうか。でもそれももうどうでもいいなあ。こうやって国は滅びるのだなあ。
上記の当時の発言がいかに木を見て森を見ずだったかということは、共産党のみならず、それこそ社民党比例区から立った池田一慶候補のあえない落選にみるとおり。社会システム、設計がどうとかこうとか普段語っているくせに、己れ自身は選挙制度という基本的なレイヤー(笑)が見えていなかったということでしょうか?まあ、一知半解で何でもかんでも分かっている気分に浸れるという意味で半径3m社会学とは非常にお手軽に幸せになれる素敵な学問領域なのかもね。
ちなみに現時点では当時の発言の誤ちを認めたり、訂正はなされていないようです。大した倫理観もしくは記憶力をお持ちの哲学者さまだことです。
以下にメモしている大澤真幸との対談でも、真幸は
>2000年前後から、犯罪者への関心が急速に下がって、おおむね「変な人はいるものだ。それよりセキュリティーだ」となってきました。
とかほざいていますが今年の警察白書を読まずとも(特集が振込め詐欺と食品偽装w)、今回の各政党のマニフェストで安心・安全といったときに「治安」ではなくて「社会福祉」を指す言葉に切り替わっていたことからもまあ時代の変遷を感じます。「お金」の問題として優先順位という発想が民主党の予算の組み換えというところから世に広まってきたのは素直に喜んでおきます。
2008-09-03 は日本ハゲタカ論。世界の景気が回復すると、日本は最後の拾い手として買い漁ったのですからどう考えても日本オワタ\(^o^)/とはならないと思うのだけれど。
年金積立金、4-6月の運用益4.5兆円 過去最高
>公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人は27日、09年4~6月期の市場運用利回りが4・85%で、4四半期ぶりにプラスに転じたと発表した。収益は4兆4921億円で市場運用を始めた01年度以来、四半期ベースでは過去最高。春以降の株式市況の回復が好調な運用実績につながった。08年度(08年4月~09年3月)は金融危機に伴う株価下落で、運用損が過去最大の9兆6670億円に上ったが、その半分近くを4~6月で取り戻した。市場運用分以外に保有する財投債を含めた運用資産全体の利回りは3・89%で収益は4兆5682億円だった。(毎日新聞 8.28)
このニュースがどうして大々的に報じられないのかが不明。年金不安を吹き飛ばす最適なニュースだと思うのだけれど。機械的に下がれば買い下がり、上がれば売るという形である種の安定的な株式市場を保つビルドインスタビライザーでもあります。
5 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/08/28(金) 10:50:20 ID:OQGe5NSU
年金原資で株式運用するんじゃねーよ!禿げ!
7 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/08/28(金) 10:53:14 ID:Ym/rMW5k
>>5
スウェーデンも運用してますが…
★見た目よりも実質が大事
◆「違う時点での金額を、そのまま比較しようとすること自体がナンセンス。割引現在価値を使うことではじめて比較することができるのだ」 by 出社が楽しい経済学
■7000円からリバランスして買い続けた結果
◆「09年4─6月期の運用収益、08年度通年マイナス分の半分程度のプラス=GPIF[2009/07/01] http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK030805620090701
【市場運用損益】
平成13年度 -6,564億円
平成14年度 -2兆5,877億円
平成15年度 +4兆7,225億円
平成16年度 +2兆3,843億円
平成17年度 +8兆6,795億円
平成18年度 +3兆6,404億円
平成19年度 -5兆5,178億円
平成20年度 -9兆6,670億円
【累積損益】 ※市場運用損益以外に、債権運用損益があります
平成13年度 -2兆9,976億円
平成14年度 -6兆0,584億円
平成15年度 -1兆6,278億円
平成16年度 +6,141億円
平成17年度 +9兆2,952億円
平成18年度 +13兆0,562億円
平成19年度 +7兆4,108億円
平成20年度 -1兆9,908億円
▽1Qの値幅 9,300→7,000→8,800(-32% +26%)
▽2Qの値幅 8600→10,150(+18%)
10 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/08/28(金) 10:54:59 ID:Ym/rMW5k
>>7
こういうことをマスコミは報道しないからねえ。
リバランスしたからいずれ運用成績は回復するよ
■《リバランスルール》
リバランスルールとは、相場予測で運用を変えないように定めた規律です。
運用資産が値下がりすると結果的にポートフォリオ全体から見たその資産のウェート(比重)が下がることになり、ウェートが下がった資産の買い増しを行い基本ポートフォリオを維持するという考え方です。ちなみに、『リバランスした場合、結果的に割高な資産を減らし、割安な資産を買い増すことになるため、将来的に運用成績を良くする効果が期待できます。』
相場下落がなければ基本ポートフォリオの配分に近い比率になっていた可能性がありますが、相場が下落したことで、買い増した分によるウェート引き上げ効果が消え、リバランスのための買い余地が生まれます。
■リスクをとるということ
円口座で年利3%、5%の預貯金があれば多くの人が預けると思うのですが、 残念ながら現在の金利は1000万以上の大口定期預金(1年物)で0.3%程度。その利率で1000万円の資金を1200万円(税引き前)にするには61年間かかります。一方、株式で2割の利益を得ようとすれば、仮に日経平均株価が7200円の時にスタートして、8640円にまで上昇すればよいということになります。7200円から8640円に到達した際に得られる2割の利益は、先ほど計算しましたように大口定期で実現しようとすれば61年間かかります。
ちなみに他の利率で2割の利息を得るには、
年利6.3%で 3年間 年利3.7%で 5年間 年利1.8%で10年間
これだけの期間、口座に据え置く必要があります。
つまり、相場が2割上昇すれば、これらと同じ経済的効果を得ることができるということになります。(それまで辛抱強く我慢できるかどうかが結果を大きく左右します)
■リスクとリターンは表裏一体
「リスク」と聞けば「損する」というようなイメージを抱く人がいるかもしれませんが、
『リスクというのは将来の状況が不確定で定まっていないということであり、それをどう考えるかです』。
「リスクをとる」とはどういうことなのかを、上記の事例は示してくれています。
非常にわかりやすい纏めでしたのでメモしておきます。年金基金を運用せずしていったいどうやって年金制度を維持していこうとというのでしょうね?利率の低い国債、債券だけで回せということかいな?
三菱ケミ、三菱レイヨンを買収 「脱石化」加速へ再編
>化学業界の大型再編としては、1997年に三井東圧化学と三井石油化学が合併し三井化学が誕生して以来。2009年3月期の合計売上高は約3兆2000億円と化学業界で初めて3兆円を上回る。2位の住友化学を大きく引き離し、米デュポン(約2兆9000億円)もしのぐ。(日経新聞 8.10)
デュポンの意外な小ささにむしろ驚いた。三大コンゴロマリットと称されているだけにもっと世界的に圧倒的な規模の大企業なのかと思っていました。
6 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/08/10(月) 13:03:06 ID:9rNrFuOi
1944年に三菱化成工業と商号変更し、1950年の企業再建整備計画で新光レイヨン、旭硝子、日本化成工業として三分割した時の、新光レイヨンが三菱レイヨンで、日本化成工業が三菱化学となり、三菱化学が他2社と三菱ケミカルホールディングスを設立したわけだな。確かに両社は同じ三菱系でも直接的な資本関係はないが、祖父同士が兄弟だったぐらいの遠縁の親戚みたいなもか。
三菱化成工業が復活したらさらに+1.5兆円ぐらいの規模ですか…。圧倒的じゃないか三菱軍は!
36 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/08/12(水) 14:44:21 ID:imH3VnFD
「三菱マテリアル」と「ときめきメモリアル」って語呂が似てるよね
アハハ…(゚⊿゚)そっスね
大日住薬、米セプラコールを2400億円で買収へ
>大日本住友製薬は3日、米製薬会社のセプラコール(マサチューセッツ州)を1株あたり23ドルでTOB(株式公開買い付け)すると正式発表した。完全子会社化を目指す。買収総額は約26億ドル(約2400億円)となる。セプラコールの取締役会も、全会一致で買収を承認している。
日本のハゲタカぶりは半端ないっす!主幹事を野村が務めているあたりもまた素晴らしい。
>買収によって、09年3月期で8.4%しかなかった大日住薬の海外売上高比率は約40%に高まるという。セプラコールの2008年12月期の連結売上高は12億9200万ドル、営業利益は5900万ドル、当期純利益は4億8000万ドル、研究開発費はインプロセスR&Dを含めて3億3700万ドル。買収後の売上高は単純合算で約3800億円となる。[東京 3日 ロイター]
当期純益で考えると5年程度でお釣りがくるレベルなんですが、、、セプラコールの利益は当面ここがピークで激減(特許切れとか)あるいは、特損含み(訴訟沙汰)のリスクとか抱えているのと勘ぐってしまう。
落日の英 見限る米国人 増税・手当削減嫌い脱出相次ぐ
>英統計局は、英国に居住する米国人が昨年9月までの1年間に3.8%減り、12万6000人となったことを明らかにした。減少傾向は今年も続いているとみられる。米国人が帰国する理由は、年収15万ポンド(約2250万円)超の個人に50%の税率を適用する英政府の計画と、雇用主による海外在住従業員向け手当の削減。これでロンドンの魅力が相対的に失われている。しかも約1年前に英政府は、在住期間が7年を超えた外国人に年間3万ポンドの支払いを求め、従わなければ海外所得に対する課税免除の特別措置をやめる方針を示した。
日本のかつての税率よりも最高税率者の年収は低いね。
>英国経済は6月末までの1年間に5.6%縮小。対する米国は3.9%の縮小だった。ロンドンの金融業界では08年、全体の8.3%にあたる2万9371人の雇用が失われたが、ニューヨークでは4.3%にあたる2万200人の失職に留まった。英産業連盟(CBI)は今年1~9月、英国の金融業界全体で4.3%に相当する約4万5000人の雇用が失われると推計する。(Bloomberg 2009/9/1)
そんなに「優秀な人」が山ほど出ていった結果、英国が決定的に衰退するのか、復活するのかは興味深いところ。引き換えAIGのような国が再建管理している企業で10億単位の報酬が支払われる米国民はよくこの事態に耐えているものだと感心しますというか、だからこそムーア監督の新作品の受容のされ方は気になります。
EU 高額報酬規制強化で一致
>短期間で利益を得られれば多額の報酬が支払われる金融機関の報酬制度は、再び金融危機を招きかねず、国際的な規制の導入が必要だとして、今週末に開かれるG20の財務相・中央銀行総裁会議などを通じて各国との合意を目指すことを申し合わせました。欧米では、業績が改善した銀行で高額の報酬の支払いが増えていますが、ヨーロッパ各国では、公的資金が投入された銀行での多額のボーナス支給には反発が強く、一律の規制強化には慎重とされるアメリカとどのように調整していくかが焦点になりそうです。(NHK ONLINE 2009年9月3日 5時51分)
日本は財務大臣出席していないので、G19とかにしてもらいたいところ(もちろん、白川総裁だけで十分だというならそれはそれでですが)。まあ、オバマだって人気回復の為に庶民感情に訴えることは十分に考えられるところ(=欧米の足並みが揃う)。
以下 アニメ感想(まだ追いついていません)
「鋼の錬金術師」第19話
こちら視聴率1%台に低迷中みたいですが、そこまで「は」詰まらなくないと思うだけにちょっぴり(´・ω・)カワイソス
「Tears to Tiara」第20話
早送り視聴
「蒼天航路」第20話
呂布と陳宮の関係性がいつのまにかに深化していて笑える。というか曹操軍が大軍には見えないのだけれど(5万程度なら呂布は出せるでしょ)。
「亡念のザムド」第19話
きちんと物語を畳にきていて残り話数からみてもその配分からも期待できます。
「狼と香辛料」第7話
早送り視聴。
「青い花」第8話
録画ミスった_| ̄|○
「タイタニア」第18話
なんか逃げてる。
「化物語」第8話
超ぐろいバトルのはずなのに、バイオハザード的演出一発でなんかコミカルで笑える。
「涼宮ハルヒの憂鬱」第21話
退屈というかこちらが憂鬱になりそうだw
「CANAAN」第8話
早送り視聴。
「懺・さよなら絶望先生」第8話
化物語もあわせてシャフトのぎりぎりな制作現場の噂を目にしましたがまだ、まだ戦えるはず!どちらも楽しんでいる私からすると両作品こけられたら泣けます(これだけ四期、四期言うということはあるということか?)