「舞HiME」第15話
雪が痛いよ…濃密な展開で大満足。この作品も「巌窟王」と同様に一回、一回で評価するなんてできないのでシリーズを通した上でまとめます。
・アリッサはやはり人工(=遺伝子操作?)のHiMEでした(12人の枠外ということはあと3人)
・凪の能力は時間停止
・アリッサが凪や真白に指摘した本当にひどいことの推測
碧ちゃんメモの「柱」と地下神殿に新しく出現した1本の柱を見る限り、結論は「人柱」だ。「架」とは十字「架」で自らを犠牲にするということではないか。捧げるものはHiMEの大切な者の命…。凪がしょっちゅういう「段取り」とは捧げ者にすべき者をHiMEに認識させること。300年に1度の神事とはそれらの生贄の上に成り立つ何か。ただし、シアーズ財団があっさり次の機会にと引き下がったことから一過性の力であろう。
・晶くんの連帯保証人は巧海くんに確定
・晶が届けた脱走計画のメモを見た際の媛星は誰が見たのか(神崎先輩が女子かもという可能性を考慮にいれとく)、残りの未確定のHiME3人は誰か。今回、女子は皆血液検査されているので受けていない人間(生徒会メンバー、詩帆、真白もしくは二三さん)でしかありえない。静留会長は当確として、神崎先輩怪しくありませんか?詩帆は次回ではっきりするだろうが、今回も媛星見えてないんですけれど違うと思います。生徒会室前の見張り2人を倒したのはHiMEたる会長と副会長ペアじゃないのか?
・碧ちゃん、正義の味方のメカのお約束。滝の裏側から出撃って飛べたんかい!「死にたくなかったらとっとと船から逃げなさい」ってあの攻撃では間違いなく逃げる間もなく爆発に巻き込まれて死んでます。
・真白の戦術お見事!陽動作戦(強力な艦隊は舞衣と碧、弱い一般人はなつき、命、奈緒)で学園内部から敵を引き剥がし、雪乃の能力で学校内部と外部を視覚的に切り離して人質解放と。更に雪乃の能力で情報収集しながら予備戦力としてシスター紫子を手元に置いておくあたり万全です。
・そもそも出撃シーンに舞衣、碧ちゃんと露骨な差(まあ、命のカタパルトよりはましだが)があるけれど、なつきちゃんが肉弾戦を一般人相手に披露しているのに対して、舞衣一人だけ強すぎ。皆が逃げ惑うしかないミサイルも「危ないじゃないの」と言いながら平然と防御。
・楯、本当にへたれだ。なつきにまで「お前にできることなど何も無い」と言われたらお終いです。しょぼい。しかも結果、詩帆まで失っていたとしたら虻蜂取らずもいいところ。舞衣には相応しくないです。
・「みんなまだ生きているぞ、とどめは刺さなくていいのか?」って命は鬼です。平然とアリッサを2回にわたって殺そうとしていたし、そういえば舞衣に懐くまで普通に鬼でした。
・アリッサ衛星の速度を上げるという裏技を使うも舞衣の捨て身の前にお釈迦。アリッサの能力ってそもそも電波の通りが良いところじゃないと使えないのかな。脱出したときも、橋を落としたときも、今回も屋外だしね。
・「だから理由など聞きたがるのです。信じるものも覚悟も無い。」アリッサの覚悟と舞衣の皆を守るために自らを犠牲にすることを厭わない覚悟の衝突。体当たりする間際で楯だけ2枚回想していた辺り舞衣の連帯保証先は楯に変更されたのだろうなー。
・カグツチは高エネルギー系の攻撃は吸収するみたい、不死鳥ですね。ただ変身後の造形はあんまりかっこよくない、生物の要素が薄れた。炎のエネルギーで復活した舞衣は最終回、カグツチ封印と共に消えるとかだったら泣きます。
・シアーズトップが連帯保証で消滅と共に、次のトップには手前左側の人間に代わっているのが、空席になっていることで示しているのが細かい。
・深優にはあまり防水加工が施してなかったみたいですって、こんなに悲しいメロディーだったのはこのシーンで使うためだったのですか…泣いちゃうよ!来週予告の最後のシーンに舞衣映っているとか、コスプレカラオケとか言っても、水着の回まではともかくさすがにもう笑えないよ。
「ああ、女神さま」第2回
たっぷり原作あるのにこの進み方はなんなんだろう。内容ともあいまって本当に見ていると穏やかな気持ちになれます。8クール位やっても問題ないけれど多分、圭一魔王編辺りで最終回かな?原作は何度も終えられたのにずるずる続けていて、24巻くらいでさすがにギブアップしたのですっかり忘れていましたよ。強制力という設定があったこととか。ただベルダンディーの顔の原画だけは崩さないでくれ、今回何箇所か明らかに目がおかしかった。