君の涙を僕は拭いたいと思う、今の僕にはそれができる! | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

『多くの人にとって考えるということは結構きつい仕事である。だから高給が支払われるのである。ところが遺憾なことに実際に考える仕事は他人に押し付けられてしまうのである。』

               J・K・ガルブレイス「満足の文化」


2012年度のポイント市場、7800億円超に拡大・野村総研が推計
>野村総合研究所は13日、ポイントやマイレージを発行する国内主要企業の年間発行額が2012年度に合計7800億円超に拡大するとの予測を発表した。同時に発表した06年度実績の推計は6600億円以上で、06年度からの6年間で18%前後の市場拡大を見込んでいる

贋金作りは重罪だが、貨幣そのものをつくるのではなく同等の交換価値を有するものの私発行は無問題ということ。こそこそとやらずに堂々とやればいいということなんですね、おかしなことに。

>9業種中最も発行額が多いのは家電量販で金額は約2017億円、2位がクレジットカードで約1608億円。

参考記事を張ったように、ヤマダ電機だけで売り上げ2兆円になろうとする時代。売り上げの5~10%近くがポイントになるとすればますます増えることは自明の理。

>ポイント保有に対する消費者の意識は高いと判断してポイント制度を導入する企業が今後も増えるとみており、12年にかけて市場が2割近く拡大すると予想している。(日経新聞 3.13)

【参考記事】
ヤマダ電機、独り勝ち鮮明に
>2009年3月期(連結)の売上高が2兆円の大台に乗り、経常利益も1000億円の大台を突破する見通しとなったのだ。どちらの数字も業界として“未踏の領域”で、業界2位のエディオンなどライバルとの差をさらに広げることになりそうだ。

>ヤマダは08年3月期も好調で、昨年11月の中間決算発表の席上、経常利益を従来予想の866億円から901億円に上方修正した。これは過去最高を記録した07年3月期(717億円)を大きく上回る数字。09年3月期は業界初の1000億円乗せとなる見通し。デオデオや石丸電気などを展開する業界2位、エディオンの連結経常利益は200億円強と見込まれており、ヤマダとの格差はさらに広がることになる。

>売上高でも、ヤマダが07年3月期に1兆4437億円を記録したのに対して、エディオンは7403億円と大きく差を付けており、2兆円乗せでライバルをまったく寄せ付けない存在になる。(ネタりか 3.22)


第三者増資倍増、1兆5000億円に 07年度
>特定の企業やファンドなどに新株や金庫株を割り当て、企業が資金を調達する第三者割当増資が増えている。2007年度の調達額は前年度の2倍の約1兆5000億円になる見通しだ。買収防衛の一環で、株式を持ち合う際などに実施する企業が目立つ。ただ突然の大規模増資は、1株利益の希薄化で個人など既存株主の利益を損なう恐れがあり、東京証券取引所は不適切な第三者割当増資の規制を検討している。

既存株主を平気で損させる経営者。それも今回のサブプライム関連で欧米の金融機関がその会社の存亡を賭けて巨額の出資を引き出すために致し方なくというわけでもなく、単なる買収防衛のためとかなんで上場しているのかさっぱりわからない。

>第三者割当増資による調達額の増加は3年ぶり。対照的に、企業が不特定多数の投資家から資金を募る公募増資は07年度、約3500億円と前年度の3分の1に減る見込みだ。株価低迷で経営不振企業を中心に公募増資がしにくくなっている。(日経新聞 3.31)

しかもこれだけ無理して持ち合っておいて、株価下落で特損計上とかされた日には踏んだり蹴ったり。


GE、消費者金融事業縮小に向けた部門売却で合意
>ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米ゼネラル・エレクトリック(NYSE:GE)は27日、世界の消費者金融事業を縮小し商業金融事業を強化する戦略を一層進めるために、2つの売却案件で合意したと発表した。GEは最近、消費者金融部門GEマネーの米国事業と日本事業を縮小している。

ウェルチを経営の神様みたいに崇めたてた時代も過去のお話になりました。

>GEマネーはこれまでに、日本の消費者金融部門と米PBクレジットカード部門の売却を計画している。両部門の資産総額は300億ドルを超える。米PBクレジットカード部門は、JCペニー(NYSE:JCP)やブルックスブラザーズなどのクレジットカードを発行している。GEは今年、消費者金融事業と業績の落ち込んでいる商業金融事業、合わせて最大500億ドル規模の売却をすると予想されており、投資家はこれを歓迎するとみられる。

日本の消費者金融(あるいは買い漁られた不動産とか)というババを最後に外資に掴ませたのは痛快でしたね。

>GEの金融サービス事業は、07年の資産額が6000億ドルを超え、ノンバンクとしては最大級。(日経新聞 3.27)

8 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/03/30(日) 20:38:08 ID:zvepVfrN
アメリカは金融帝国辞めたんだなあ

残るは軍事帝国の顔だけでしょうか(農業は地下水使い果たすの時間の問題だろうし)。

16 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/03/30(日) 22:01:37 ID:0pboWU84
GEのセグメント別収益みればわかるけど消費者向け金融部門っていまいちなんだよね。ぼろ儲けしているのは自社の製品と金融を融合した商売、世界的な消費萎縮がおきそうな気配がする中でこの売却タイミングは絶妙だな

17 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/03/30(日) 22:24:58 ID:gBZ3h5W9
>>16
>ぼろ儲けしているのは自社の製品と金融を融合した商売

たとえばどういうの?家電を月賦で売るとか?

18 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/03/30(日) 22:33:07 ID:0pboWU84
>>17
ケース1
ジェットエンジンをリース

リースしたジェットエンジンを付けた旅客機を購入

その旅客機を航空会社にリース

ケース2
鉄道システムを貧乏国に売却

参加の商業銀行がローンの手助け

ケース3
大規模プラントシステムを数十年リース契約

保守管理サービスもローンで契約

22 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/03/31(月) 22:32:01 ID:pSiedu8v
ウェルチ時代はこのまま金融資本化しそうな勢いだったのにな
今はインフラ中心みたいになってる

23 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/04/01(火) 00:26:28 ID:yoqEpvEw
>>22
ウォルチ時代はただ単に世界1~2位のシェアだけを追求したけど、今は資本効率を重視するようになったので金融に傾倒することは止めた


<英金融街で、1万人失職へ=サブプライム余波-産業連盟>
>イギリス最大の企業団体、英産業連盟(CBI)は31日、米低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン焦げ付き問題による金融市場の混乱の影響で、金融街シティーで働く金融マンのうち、1万―1万1000人が5月末までに職を失うとの見通しを示した。(時事通信 3.31)

圧倒的支配を誇った米英の時代は終わったということなんでしょう。

4 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/03/31(月) 22:56:35 ID:DBDmwQyk0
首を切るほど株価が上がる、首を切らない経営者は買収で首を飛ばされるってか、おのれらのやってきた事のけじめは己らの身をもってつけな拝金主義者は自業自得

28 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/03/31(月) 23:16:40 ID:l/uMvTnPO
>>4
ミルトン・フリードマン信者の法則
「他者に自己責任を連呼するヤツは、自己責任を負わない」

新自由主義経済論をふりかざすヤツが自己責任をとった事はないよ。サブプライム問題でも、「金融技術」だか「金融工学」とかで質の悪い債権を幅広く散らしてリスクを散らしまくる事で莫大な金を生んでいる、と自慢していて、バブル的なやり方を批判する人や政府に向かって「最新の金融工学や経済を知らない素人は口を出すな(笑)」とか言ってたんだけどね。

サブプライムが崩れたら、それまで散らされてた債権が「信用汚染」によって全部不良債権になったんだけど、「FRBは今こそ介入して、不良債権を切り放して、サブプライムバブル崩壊で汚染された証券市場を浄化すべきだ」とか言い出してる。自己責任を主張してたのは自分たちなのにね。

7 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/03/31(月) 22:58:10 ID:TXMVPBDG0
金融立国とかいっても、こんなもんです。
わかったか、経済学者とかいうアホ共。

8 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/03/31(月) 22:58:10 ID:CZqHLN5b0
製造業を捨てなかった日本の政治は実は優秀なのかもしれんな

66 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/04/01(火) 01:37:23 ID:KMU+qGuP0
イギリスはどんなに損失出しても日本に金出せ助けろと言わないからいいわ。それだけでイギリスは評価できる。

67 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/04/01(火) 01:51:20 ID:uOs0vWeM0
>>66
日本に助けを求めないのは日本をJAPAINとか言って馬鹿にしてるからだよ

70 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/04/01(火) 01:58:46 ID:W0eNtfOKi
ジャガーがインドのタタ自動車に買収されたの笑い話にもならんよ
かつての奴隷に買われてやんの

なんというかひとつの象徴的なお話ですね。

102 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/04/01(火) 12:29:28 ID:v4TW9N0OO
債権を細切れにして証券化することで不良債権の一部を優良債権に紛れ込ませるって手段な。「樽一杯の良質ワインなら、グラス一杯ぐらい安物混ぜてもわからんだろ」と全く同じ論理を「金融技術」「金融工学」と言い出して。

んで、不良債権がぽしゃり続ける数がしきい値超えたら細切れ証券化が「優良債権の汚染源」になって、連鎖的に信用収縮。

111 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/04/01(火) 12:50:45 ID:pxQltoD9O
>>102
①みかんの中に腐ったみかんがひとつ→取り除き可能②カレーの中にウンコ一切れ→取り除き不可能。①じゃなくて②か?

115 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/04/01(火) 13:00:13 ID:HEbCZP4CO
>>111
判りやすい例えサンクス。

が、カレー食ってた俺(怒)

オモシロイ喩えだったのでφ(..)メモメモ


以下 貨幣雑学ニュース+アニメ感想

日本のODA、5位に転落 影響力低下も
>日本の2007年の政府開発援助(ODA)実績(暫定値)が国別順位で世界5位になり前年の3位から後退することが2日、分かった。経済協力開発機構(OECD)が4日に発表する。日本は財政難でODA予算の削減を続けている一方で、前年まで日本より下位にいたフランスやドイツが援助実績を伸ばしたとみられる。日本外交の影響力低下が懸念され、途上国の開発問題も議題となる7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の議論にも影響しそうだ。

一応、世界第二位の経済力がある国なのに、、、貧すれば鈍す。

>日本のODA実績は1990年代に世界最大を誇っていた。しかし06年には約112億ドルで3位に転落し、07年は実績額がさらに減る見通しだ。OECDは10年の日本の順位が米国、ドイツ、英国、フランス、イタリアに次ぎ6位に後退するとの予想も出している。(MSN産経 4.2)

…イタリア以下って(+д+) マズー! ただ、ODA世界一だったときにお金ばっかりばら撒いても尊敬されないみたいな話もあったかに思いますが、それは正しかったみたいwwwというわけで↓

日本「世界に良い影響」、独と並びトップ…BBC・読売調査
>読売新聞社が英BBC放送と実施した共同世論調査によると、日本は世界に良い影響を与えていると思う人は56%で、悪い影響を与えているとの答えは21%だった。「良い影響」はドイツと並んで最も高く、「悪い影響」はドイツの18%に次いで低い数値となり、総合的に高く評価された。調査は昨年10月から今年1月にかけて34か国で行い、政治、経済、安全保障分野で世界に影響を及ぼす14か国・国際機関についての評価を聞いた。

日本3年連続の快挙!ODA減少もなんのその!

>「良い影響」は、ドイツ、日本に欧州連合(EU)の52%、仏英の各50%が続いた。「悪い影響」はイランの54%が最高で、イスラエル52%、パキスタン50%も5割台となった。北朝鮮に対しては「良い影響」の23%に対し、「悪い影響」は44%に上った。米国は「良い影響」が35%にとどまり、「悪い影響」の47%が上回った

米国とかイスラエル嫌われすぎ。

>日本に対する各国の評価を見ると、「良い影響」が最も高かったのはケニアの78%。「悪い影響」は中国55%、韓国52%が目立った。(2008年4月2日 読売新聞)

特定アジアのような極端なサンプルを含んでも世界的にはこの高評価という辺りが素晴らしい。

参考;http://newmoon1.bblog.jp/entry/360242/ (昨年調査のメモ)


あと貨幣関連でずーっとメモしようと思いつつ放置していたスレより

1 名前:世界@名無史さん 投稿日:02/11/25 17:02
貨幣の事なら何でも、、、、

12 名前:世界@名無史さん 投稿日:02/12/09 23:54
↓がかなりお勉強になります。日本銀行謹製。

貨幣の散歩道
http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_sanpo.htm

13 名前:世界@名無史さん 投稿日:02/12/10 10:39

江戸期のインフレとブルボン期のインフレについての講義録です。
http://www.nagaitosiya.com/lecture/0118.htm

18 名前:山野野衾 ◆W7NDQJtGoM 投稿日:02/12/10 21:48
世界最古の金属貨幣は小アジアのリディアのものでしょう。紀元前7世紀のもの。

22 名前:世界@名無史さん 投稿日:02/12/10 22:12
金と銀との自然合金で、「エレクトロン」と呼ばれていたそうです。

31 名前:世界@名無史さん 投稿日:02/12/11 01:08
高校の世界史レベルの話を、おぼろげな記憶で書き込むのは気が引けますが・・・

東周期には、各諸侯国で独自の青銅貨幣が発行されてました。
例:布銭・刀銭・蟻鼻銭
秦の中国統一後、始皇帝が貨幣の統一を行います。名づけて「半両銭」。これが本格流通した最古の“円形方孔銭”のはず。その後、前漢では「五しゅ(金偏に朱)銭」が発行されます。

32 名前:山野野衾 ◆W7NDQJtGoM 投稿日:02/12/11 12:49
>>31
従来は「漢書」にある通りそれが正しいとされていましたが、最近の発掘調査によれば半両銭の流通はごく限られたものであり、各地域ではまだローカル貨幣が使用されていたようです。秦が貨幣を発行したのが始皇帝の没年で、その2年後には陳勝・呉広の乱が起きている。とても流通まで進める暇は無かった。

33 名前:22ですが 投稿日:02/12/11 21:18
>>32
そうなのですか、勉強になります。そういえば、圜銭(カンセン)は戦国期の魏国から始まって(円形円孔)、その便利さからその周囲の趙、秦、周王畿に普及したそうです。秦が魏の貨幣を真似たのは商鞅の改革後で(まだ円形円孔)、秦が強大になるに伴い、東方にあって刀幣を用いていた斉、燕も圜銭(円形方孔)を用いたそうです。あと、楚は金貨を用いていたそうです。

47 名前:世界@名無史さん 投稿日:02/12/16 19:24
高校生に江戸幕府の貨幣改鋳を説明するの、大変ですよ。なんで新しい小判が質が悪いとインフレになるか、分数使って汗だくでやらないと連中わからんですな。お金ってお札だと思ってるからねえ。

48 名前:世界@名無史さん 投稿日:02/12/16 19:32
現代人の感覚だと「小判がどんなに豪華だろうと粗末だろうと1両は1両」と考えがちだね。

兌換紙幣とか金本位制とかが当たり前だった時代はつい30年ぐらい前まであったんですから、変われば換わるものです。

51 名前:アマノウヅメ ◆3O/knRokaQ 投稿日:02/12/16 20:40
47さん
スウィフトの「ドレイピア書簡」読まれましたか?貨幣の質が悪くなると大インフレになる、ということをアイルランドの人々に訴えたもので「字が読めない人は読んでもらって下さい」と明記されているくらいわかりやすい文章です。

買い物に行くのに馬車に銅貨を乗せていくとか、地主は小作料をしまっておくために新しく倉を建てなきゃならんとか。

123 名前:世界@名無史さん 投稿日:03/07/03 01:28
私年号が作られたように私通貨(?)なるものが自社や民間の手で独自に発行されたことってありますっけ?

125 名前:世界@名無史さん 投稿日:03/07/03 02:42
>>123
幕末には仙台通宝とか上州の鉛銭とか、地方独特の通貨が作られてるよ。あと戦国期の武田氏の金貨とか、室町期には鐚銭といわれる私鋳銭が多かった。 

131 名前:自転車小僧 ◆IBmI/K76EY 投稿日:03/07/28 19:18
>123
第一次大戦後のドイツでは史上まれに見るものすんぐぉいインフレに陥り、その際に地方の町々で町独自の貨幣(紙幣)を作っています。また、中国の中華民国時代には町や商店、軍閥などがこぞって紙幣を発行し、経済が混乱した時期がありました。フィリピンではスペイン統治時代から反政府組織や独立運動組織がさまざまな独自貨幣を作り流通させていました。今、結構ホットかも。

日本だと江戸時代の藩札と言うのがありますね。藩によっては藩内の商人に発行をまかせたところもあります。

それから、中国宋代の"飛銭"と言う約束手形のようなものが西域で盛んに流通していました。日本では平安時代から室町時代頃に貴族が発行した"折り紙"というものもあります。"折り紙"自体に何の裏づけも兌換性も無い信用だけのものだったので、乱発によってインフレになり、後の徳政令の原因にもなったらしい。

西郷札は西南戦争のときに西郷軍が発行した軍票。麻布に漆で印刷したもので、西郷人気もあり今でも多く残っています。

http://reimeikan.pref.kagoshima.jp/kgs04_s4_3.htm

198 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/09/20 02:10:30
戦時のハイパーインフレで最も有名な例は、第一次世界大戦時のドイツで、1923年に不動産を担保とし、1Rentenmark=1兆Mark でデノミを行った。

これは、前に新聞でチラッと読んだ様な気がするが、おおきなデノミの例として、同じく第一次世界大戦時のハンガリーで、

1(通貨名不明??)=壱穰(10の28乗)(不明??)

のデノミを行ったらしい。その後、これについて調べようとしたが、確認が取れない。これについて、誰か知っている人はいませんか。

199 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/09/20 08:50:16
第2次大戦後のハンガリーのことかな。

1兆 Pengo =1 B-Pengo にしている。
しかし,それにも関わらす,10億 B-Pengo札が発行されている。

http://home.earthlink.net/~mrob/pub/math/numbers-9.html

上のページ内で,"pengo"を検索してみて。

202 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/09/20 23:24:45
ご返答有り難う。
>>199
>http://home.earthlink.net/~mrob/pub/math/numbers-9.html

ここの説明について
>the Hungarian "100 million B-pengo" represents 1 000 000 000 000 000 000 000 = 10^21 Pengo,
先ず、↑これは桁数が1桁間違っているように思う。

http://tomchao.com/eu/hung1.html
The world's highest denomination note is Hungary 100 Million B-Pengo *,issued in 1946. That's 100,000,000,000,000,000,000 Pengo. It was worth about U.S. $0.20 in 1946.
恐らく、↑こっちの方が正しい。
1[B-Pengo]=10^12[旧Pengo]でデノミを実施しているので、1946年発行の10^8[B-Pengo]紙幣は 10^20(壱垓)[旧Pengo]と等価となる。

>>201
>世界最高額なる紙幣と称して1垓ペンゲ札を見たことはあるが、
↑これのことかな。

but the number on the note was "egy-milliard", 1 000 000 000,because the currency had been reissued in units of "B-Pengo" with one B-Pengo equal to 10^12 of the older Pengos.
この説明の、10^9[B-Pengo]紙幣は 10^21[旧Pengo]と等価となる。

ドイツのハイパーインフレは教科書に載るほど有名なお話ですがハンガリーのお話は初耳でした。

216 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/10/16 01:04:56

コイン商のサイトらしい。すさまじいボリュームを誇る。
http://www.cgb.fr/
西洋各国貨幣の換算表
http://www.personal.utulsa.edu/~marc-carlson/history/coin.html

331 名前:エックス万 投稿日:2006/01/05(木) 08:59:06 0
世界最大の紙幣。大明通行寶鈔 33センチ×22センチ
世界最大の銀貨。馬蹄銀50両 約2㌔㌘
世界最大の金貨。インドムガール朝のモーハ金貨 2㌔㌘
世界最大の銅貨。スウェーデンの17世紀のもので、重さ1万キログラム。
世界最大の貨幣(材質問わず) ヤップ島の石貨 直径3.5メートル
世界最小の貨幣。 ネパール17世紀の1タム貨で大きさ2ミリ
ドル紙幣の最高額面は1万ドル。
世界最小の紙幣。ルーマニアの10パニ札 3.5センチ×2.4センチ。

以上お金の雑学知識でした。

514 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/01/07(日) 11:06:59 0
参勤交代の時に、支払いのために、金と銀と銅の3種類持っていくというのがある。国は、全国統一しているのに、東西で、金銀の違いがあり、庶民は銅という所が凄い。

515 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/01/07(日) 20:51:31 0
江戸三貨体制のことだな。
銅というか銭(江戸後期は鉄銭もあった)は要するに小額貨幣で、高額貨幣として金と銀があった。

銭(渡来銭)は室町時代には各階層の財産として普及し、流通してた。高額の取引を大量の小額銭でやっていたのは宋代あたりの中国といっしょだ。やがて主として武家政権が金を商人が銀を財産および高額貨幣として扱うようになり、小判や丁銀が流通するようになった。で、金、銀、銭の間に交換レートが発生し、両替商が発生した。

江戸幕府はまず、3貨の公定レートを決めて、最低限の交換を保証した。次に小判と銭は自分で発行した規格で統一している。公的機関が金を、上方商人が銀を好んだのは事実。公定レートはあったが、これは保証額で実際の取引は変動相場だった。

だから金額も、金3両、銀2朱、銭16文などと表した。今でも金1000円などと書くのは「お金」ということではなく、円が両の後継の金貨の単位だったから。貨幣間は変動相場だったが相互関係は全国統一で保証されていたのがこの体制の世界的にも進んだところだった。

現代でも金持ちの通貨は紙で庶民の通貨は銅ですがなにか?

ちょwww最後の一文のみダウトwww

516 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/01/07(日) 21:39:14 0
江戸後期以降は、幕府が銀貨を金単位貨幣(一分銀など)に作り変えまくったため、市場から秤量貨幣としての銀貨(丁銀など)はほとんど姿を消していた。それでも西国で銀単位の取引が成立していたのは、高額取引では銀は重過ぎるので既に手形による信用取引が主流になっていたため。

手形を正貨に変えるときには、正銀がない場合はその時々の相場に従って金単位通貨や銭を取り混ぜて払っていたようだ。

ちなみに、天保一分銀の発行額は約二千万両。天保丁銀・豆板銀の発行額は約二十万貫で、銀一貫が金十五両(銀約六十七匁=金一両)とすれば三百万両程度。金貨を考慮すれば、正貨としては金単位貨と銀単位貨とでは1桁以上の流通量の差が出ていた。


「true tears」最終話
脚本;岡田磨里
絵コンテ;西村純二

「待つのって、体力いるのよね」
「…ありがとうございます」

といういずれ義理のだけれど親子になる会話に痺れてしまった。たぶん、彼女らは本質的な部分が非常に似ていてだからこそ、近親憎悪的な部分が最初出てしまったんでしょうね。ただ一度分かり合えてしまえばこれほど楽な関係もないと。しかし、主人公はようは乃絵を利用しただけ?みたいにもとられかねないだけにあまりこの作品人気でないだろうな。

一瞬、一瞬の間とか表情だけのシーンとか好きでした。


「BUS GAMER」第3話

さすがに切ります(来期、似たような作品多いし)。


「きみある」最終話

大団円?


「ゲゲゲの鬼太郎」第50話

赤エイはシリーズ初登場なので、その巨大さ、風貌といい凶悪な展開を期待していただけにガッカリorz