夜の首都高を走っている。


一人のドライブだけど、会えると思うと眠くもなかった。


会いたいと思って昼にメールしてからだいぶ経つけど、

それでも会えるなら幸せだった。


ヤツのうちが近くなったコンビニで、電話。。。

「アイスいる?てかなんかいるものある?」

声裏返ってないかな?


「んー別にない。。。どの辺にいるの?」


「たぶんもうすぐつく。坂の下のコンビニ」


「じゃーバニラ」


「わかった。」


コンビニでハーゲンダッツのバニラとティラミスを買って

ヤツのうちにむかう。。。どきどき(笑)


いつも迷うんだけど、なんとなくついた。


車を停める場所を教えるために外に出てきた。

ああ、いつものジャージ姿のカッコですよね。。。


ヤツのうちの前まではきたことあるけど、

おうちの中に入るのは初めて。


言ってたとおり、親は海外旅行ってことで誰もいない。

二階のヤツの部屋、思ってたとおりの散らかり方(笑)

布団の上で寝ながらゲームっすか、それもサッカーゲームね。


「どうぞ。。。あ、ゲーム途中なんだよねぇ。続きやっていい?」


「いいよー、アイス食べてるから」


寝っ転がりながらゲームしてる隣に座ってアイスを食べる。

なんか、スノーハウスのリビングと変わらない。

そういえばいつも寝てる横に座ってたなぁ。


「おれのはー」


「あるよ、早くしないととけちゃうよ。」


「もうすぐ終わるの、それちょーだい」


食べさせたりするのも、いつもみたい。

でもそんなのすごい久し振りなんだけどなぁ。


ゲームが終わって、座りなおして、私の後ろにきた

お待たせとばかりに、ヤツが後ろから抱き締めた。


振り向いて「アイス食べないの?とけちゃうよ。」


「食べる。ちょうだい。」っていいながらキスしてきた。

そういうとこかわいい。


アイス渡して、ヤツが食べながらサッカーみてる。

私は、なんか眠くなってきた。

だって、ちょーバタバタでやっと落ち着いたんだもん。


「眠いの?」

「んー、疲れた」

「混んでた?」

「ううん、そうでもない。でもね今日珍しく迷わなかったんだよ。」

「だってナビどおりでしょ?」

「そうだけどさー!」


珍しく頭をなでた。

アイス食べ終わって、今度は焼酎ですか。。。好きですねお酒。


グラスをもちながら、片手は後ろから私を抱いてる。

グラスを置いた手がグィっと顔を後ろに向かせる。

キスするのも強引だなぁ。でもキライじゃない。


ヤツとキスする瞬間が一番すき。

後ろからギュっとされるのもすき。

手がすき。。。


この夜はまだまだつづく。。。








次の日、土曜日。。。


返事。。。こないかな?とか思いながらメールしてみた。


どうせうちにはいるかなぁ?って思ってたし。

でも、寝てるかな?


「何してる?」


いつも私たちのメールは短文。。。

だって、長く書いても必ず一行しかかえってこないもん。


昼過ぎくらいにメールしたけどすぐには返事がなかった。


ああ、やっぱり返事はこないのかな?とあきらめていたら

夕方くらいに。。。


「寝てた」


あら、返事きた。。。


「会いたい!ドライブいこーよ」


「無理。酒飲んでるもん。」


そうですか。。。


「でも、暇~。」


えーなんでかわいく言うかなぁ。。。

そんなこと言われると、よけい会いたくなる。


でも。。。今日に限って旦那いるんだなぁ。

子供だけならどーにでもなるんだけど。。。

どうしよう。。。

でも、やっぱり会いたい。


「じゃー、そっち行ってもいい?」


しばらくメールがかえってこなかったけど、

その間に夜ごはんを早めに作っておいた。


そしたら。。。

「いいよー。親いないしー。くればー」


やった♪


そうとなったら、急ぎ目に、でも悟られないように、

夕食をすませ、わざとらしく?「友達が相談事なんだって、出かけてくる」

旦那のお気に入りの女の子の名前をだしとけば疑いもしない。

子供も好きなテレビが見れるとあって、別に疑いもなく送り出してくれる。


こういうときの私は女優だなぁ。。。といつも思う。


で、急いでメール

「これから行く」


「わかった。気を付けて」


会えるとわかったら、なんかドキドキしてきた。。。


アシタニナレバ 年下同僚との秘密の恋愛はただの不倫か?-015


アシタニナレバ 年下同僚との秘密の恋愛はただの不倫か?-080215_094714.JPG
いつも会社でのランチは一緒だった。

他に先輩のオジサンが二人で、メンズに混じって四人で行く。

ご飯のそんなに食べれない私…
ヤツがお茶椀を無言で出す。
私のごはんを入れて渡す。

それが、いつものランチの光景。


帰りは二人でコンビニ寄ったりすることが多かった。
金曜のランチの帰り…
「今週、親いなくてさー」
「へー、じゃあ帰ってもごはんないんだ(笑)何食べてんの?」
「じゃがりこ」

ぷっ「どーせビールでしょ。」
「まあ、食べないんだけどね」

ヤツは実家住い…優しいお母さんがいつも晩ご飯を作ってくれる。
だから彼女作らない草食系…

「明日なにしてんの?」
「さー家じゃない?」
「どーせ飲んでるんでしょ?ドライブ行こうよ!」
「やだ」

そんなことをいいながら、会社に戻った。

手は繋がないけど、並んで歩く…
ちょっとウキウキした気分になれたのも、
晴れてるおかげかな。
だいぶ腕の調子もよくなってきた。
リハビリを毎日近くいって、ぶつけなければ痛くない程度になった。


といっても、シーズン最後のお泊り滑り納めが残っているだけだったが…

毎年泊まっている山荘に、いつものメンバーで行った。
雪山ももうおしまい…
ヤツとのお泊りも最後…


毎回お泊りの恒例なんだけど、寝転がってテレビとかみてると必ず頼まれるのが
マッサージ…

ヤツがあごで「乗って」って言うだけ。
私は「えー」とかいいながらいつもしてあげる。

なんかの本に書いてあったけど、
マッサージする男女は80%の確立でセックスに至るって…
あながち間違いじゃないのかな(笑)

この日は私もちょっとお酒が入ってたからか、
マッサージしてから隣りで寝ちゃった。
それもヤツの体を枕にして…

しばらくしてから友達に起こされるまで気持ちよく寝てました。
そういや部屋は別だった。
いつものように、抱きついて寝てなかったかな?
まあ、みんないつものことってカンジだけどね。

今回は何もなくこのシーズンのスノートリップは終了。

仕事的にもオフシーズンに突入するのでした…

ef664291.JPG










普通ってなに?

よく私は普通じゃないといわれる。
でも、普通ってなに?

普通という言葉でくくられるのは好きじゃない。
でもって、不倫という言葉も好きじゃない。

別に、昼ドラのようなドロドロ不倫をしたいわけじゃない。
私が安らぐ場所が欲しいだけなのに。
なんで、みんなは不倫という言葉でくくろうとするのか?
それは、私が普通じゃないからなのか?

別に旦那が嫌いなワケじゃない。(いや、キライなとこもあるが・・・)
この家庭に不満があるわけでも、家庭が嫌いなわけでもない。
子供はかわいいし、子育てでストレスが貯まるなんて思ったこともない。

ヤツとこうなったのは、私が落ち着ける、甘えられる場所が欲しかっただけ。
睡眠を削ってでも、ムリしてでも、遠くても、
会って、さわりたかった。
あの手にふれあっている時間が好きだったから。

ぎゅっとして、髪をなでてくれて、やさしいキスをしてくれる。
そんな人が欲しかった。
私はきっと、そういったことで、自分でいられるのかもしれない。

家事や仕事をなんでもこなす私。
大勢の友達に囲まれている私。
面倒見のいい姉御な私。

どれも、私かもしれないけど、それはホントの私ではない。
いい人を演じてる私なのだ。

ほんとの私は、ずーっとごろごろしてたくて、
二人っきりで寝てられればそれでいい。
甘える場所が欲しかった。。。

やつはそんな一つの場所だった。
私の安らぐ場所だったのに。。。

そんな普通のことが、私の一番の希望だったのか。。。
普通な私。。。