中国時代劇 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
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中国時代劇は、「三國志」などのような史実をモチーフにしたものや、「西遊記」や「封神演義」のようなファンタジードラマなど幅広い。

史実をモチーフとしたドラマでも、男っぽい国家を統一するための戦国物語や、ドロドロとした女の闘いの場である王朝の後宮の女たちの物語、青春ラブストーリーなど様々な種類のドラマがある。

「三國志」のようなドラマが一番好きである。戦争なんて、所詮は尊い人命を奪う野蛮な行為であるが、兵法に則った布陣で戦い古代中国の戦は美しく感じる。

王朝の後宮ものも好きである。嫉妬や陰謀、策略など渦巻いている後宮。一人の男性を巡って戦う女の姿は恐ろしい。しかし、艶やかで美しい装束や髪型、装飾品。目が楽しめる。

ファンタジーは、今一つ好きではない。どれも似たお話しで飽きてしまう。

中国の役者さんや女優さんは、さすがに国の大きさに等しい人口の中から選ばれた人なので、美男・美女が多い。その上、線が太い。

ただ、ラブロマンス系やファンタジー系の主人公やヒロインは何故かヒョロヒョロとした何か物足りない人が演じる事が多い。

「蒼穹の剣」は主人公の役者さんが好み系の方だったので試しに視聴してみた。しかし、期待に反して、青春学園物語のような始まりだったのでガックリしてしまった。それでも最後まで頑張って視聴。そしたら、後半になったどんどんストーリーが楽しく楽しめた。

中国の剣劇はモモンガのように宙を飛び、派手なアクションが楽しい。

日本にはこういった時代劇は安倍晴明のお話しくらい。いやいや、私の子ども時代は妖怪ものと大魔神とかファンタジー時代劇があった。

中国のように派手なアクションはないけれど、それなりに楽しめたように思う。

時代劇は大道具、小道具。鬘に衣装と、現代劇に比べて大変なお金がかかる。ついでに、どんどんロケをする場所がなくなっている。

そのためか、地味な時代劇は時々制作されているけれど、娯楽性のある豪華な時代劇が本当に少なくなってつまらない。

「新解釈 三國志」なる映画が作られているそうだが・・・

所詮はスケールの小さい日本が作るので今一つなんだろうなと思う。あの映画の「キングダム」もスケールがチマチマしていた。もっと昔の映画「敦煌」もチマチマしていたなぁ。いやいや今度こそと思いたいのですが。

日本だって誇れる文化があり、映画のネタになる話が沢山ある。もっと楽しい日本の時代劇映画を観たいものである。