大阪のリハビリ病院。コロナ陽性の看護師に出勤を命じ、健康な看護師と共に働くことを強要した。
医療者は、命に関わる仕事です。医療者は医療については善良であるべきである。プライベートでどんなに悪者でも、医療に携わる時は善良でなければならない。
どんな些細な事で「あっ」と思う事も、「まあいいか」とは思わずに対処する。学生時代、オペ室の指導看護師にまず指導を受けた事です。
些細な事も、場合によっては最大の問題を引き起こす事があります。
感染症の看護師を働かせるという事は、病原微生物を故意にばら撒かせているのと一緒です。
院内感染という問題ではなく、故意で医療事故を発生させているのと一緒で、民事・刑事の訴訟がおきれば、患者の方が有利に裁判進むものと思われます。
上司の命令とはいえ、勤務に入った病気の看護師も看護倫理を問われる。また、その事でコロナに罹患した患者や同僚から損害賠償など法的責任を問われても致し方がない事である。命令なのだから仕方がないだろうという人もいるでしょうが、上司の命令で殺人を依頼されてあなたはその命令に従いますか。確かに夜勤など、この人に代わる人がいないと困る状況かもですが、緊急事態なのたから、日勤の看護師にそのまま勤務してもらうとか、いろいろとやりようがある。患者の命を必ず脅かす看護師が勤務に入るよりマシな対策はいっぱいあるはずだ。
こういう病院に働く看護師はきっと倫理的感度が鈍磨しているんだろうな。自分の仕事の使命も忘れ、自分が何者という事も考えられないのでしょうね。
こんな病院に入院している患者さんは、きちっとした医療や看護を受ける事もできず、命も守ってもらえず、入院料という名目の宿泊料を無駄に払わされて気の毒な方々です。
近年は特に感染対策などうるさい時代なのに、本当に信じられないニュースでした。
もし私がこのコロナ陽性看護師だったら、上司の命令に対して「患者の害になる事はできません」と言います。
尚も強要されたら、まず保健所や労働基準局等に相談の電話を入れます。
例えそれで解雇になっても業務には入りません。なかなか立証が難しいかもですが、解雇されたら「不当解雇」で訴えます。
こんな最低な病院以外にも世の中には就職先は一杯あります。