某病院外来サロンの朝はすごい。
先日も書いたが、八時半の受け付け開始前に整理券が配られる。
金曜日は、朝八時ちょっと前に病院到着。混む予感がしたので、早めに来たが整理券番号は25番であった。
土曜日。土曜日は、常連+平日に来れない方が加わるので、もっと混む予感。予感的中で前日と同様の時間に到着したが、整理番号は40番。三十分前で40番目・・・。吃驚である。
サロンのご婦人方の会話が耳に入る。
「一番はあの人よ。五時半前にくるそよ」
「あの人も六時前にきているらしい。それで七番目だって」
「へえ、十番目以内に入るには六時半前には来ないとダメだそうだ」
以前、担当の理学療法士さんに聞いた話では「六時半」と聞いたけれど・・・、まあ、彼の担当の患者さんの一番だったのかも知れない。
しかし、考えれば診療開始は九時。その三時間半前に来て待っているわけだ。
普通に来ても、そんなに待ったことはない。リハビリが混んでいても一時間から一時間半くらいの待ち時間である。
そんなに早く来る意義をあまり感じない。
三十年くらい前のことであるが、とある大学病院の夜間救急に飛び込んだ事がある。夜中の二時か三時の事である。
救急受付からやや離れたロビーに数人のご高齢者がワイワイと屯っていた。
会話が耳にかすかに入る。どうも八時半に開始される受付の順番待ちをしているらしい。
「救急車で来るのが一番早く診察してもらえるらしい」
「じゃあ今度ためしてみようかしら」
おいおい、救急車の使い方を間違っているよ。
何科を受診するのか不明ですが、半ば徹夜状態で過ごせる元気があるなら受診しなくても大丈夫じゃない?!と思った。
あの頃は、今より病院がサロン化している事が問題となっている時代だ。
まあ、某病院のメインは整形なので、骨とか筋肉とか運動機能に関わる部位の問題で内臓は元気な人が多い。つまり、基本的に痛いところ以外は元気な人々である。それを思えば、五時半から九時の診察開始を待てる体力はあるよね。・・・きっと
あるご高齢婦人コロニーでは、健康的な趣味の話題で花が咲いていた。
「フラダンスが健康にいいらしいので、今度、見学に行こうかと」
と八十代も後半と思われる女性がニコニコして話している。
そこへ負け時と
「私は八十歳から水泳を始めたのだけれど、体調がいいわよ」
と自慢する。見た感じ八十代前半のご婦人と思ったら「私、九十一歳ですの」と。
小耳にはさみながら吃驚仰天。
さすが有酸素運動。お肌がプリプリ。全体的な印象で八十代前半と思ったけれど、お肌は六十代いやいや、五十代の人でもこのご婦人より老化している人がいる。水泳はやっぱり健康にいいよね。とつくづく思ってしまった。
しかし・・・この水泳の方も、フラダンスに興味を持っている方もどこかが不調でリハビリに通われている方々である。
なんか変な感じと思ってしまった。
さて、一日休んでリ明日からリハビリ。明日は天気が悪そうだが・・・
あまりにも足元が悪いなら、担当の理学療法士さんもお休みなのでおサボりかな?!
もちろん、軽いスクワットもどきで自主的な筋トレはやりますが。
年内に職場復帰できるように頑張るぞと思いつつ、憎き雨が出足をくじく感じだ。
雨でも台風でも来る人は来るらしい。
みんな真面目ですよね。すごい。