二月もあっという間。気が付けば、今月最後のお稽古だ。
小鼓も太鼓も課題は『高砂丹前』。
最近、あまりこの曲を聴かないなぁ・・・。気のせいかな?!
演奏するなら『廓丹前』。踊るなら『水仙丹前』。そんな感じがする。
良い曲だけれど、丹前ものなら。。。と考えると二番手になりがちな曲かも知れない。
たぶん、今回で三度目の復習になるけれど、この太鼓地や小鼓の一調は一から覚えなおしという感じ。いつか、この繰り返しが身になるというけれど・・・本当かな。
また、忘れたころに復習しないと、記憶のゴミ箱に永遠に放置されそう。
また、そういう時期にこの曲に出会えると良いかも。決して嫌いな曲ではない。どちらかというと好きな曲なので、ぜひぜひ身になって欲しいものです。
演奏をする上で大切なのは、大小鼓は太鼓を聴いて演奏する。太鼓は大小鼓を聴いて演奏する。お互いに確認し合ってこそ心地よいハーモニーになるとか。
分かっちゃいるけれど、情報が色々あると自分自身が混乱して分からなくなる。
三味線を聴いて、唄を聴いて、互いのパートを聴いて。
「聴ける」まで熟知するべきという事ですね。半端だから分からなくなる。
さて、来月はどの曲の復習をしていただこうかしら?思いつかない。