先日オークションで落札した大皮の胴。
二本とも・・・。左は古く使いこまれていますという品。右は重いけれどツルツルで新しいという品。
家にある大皮は、
二十数年前に、大皮を始めるという事で母が買ってくれたものです。
飽き症の私。いつ辞めちゃうか分からないので、そのお店の最低ランクの(一応、合成ではなくて本物として)胴と皮。そして、調べなどなどを買ってもらいました。最低と言っても、けっこうなお値段だったと記憶しています。
最低ランクでも、初めての自分の楽器でしたから嬉しかったです。
けれど、いつかは舞台で使えるものが欲しいと思い続けていました。
ぜんぜん目利きができなくて、本当はオークションなんて怖いけれど、
棚から牡丹餅を狙って、
「これいいかも」というものに唾を付けるのですが、
やっぱり、オークションなので多額な金額はかけられない。
・・・小心者なのです。
大皮の胴はけっこう高額な品物ですから、そんなケチケチ入札で落とせるわけがないのです。
ところが、今回はケチケチ唾付けた入札で落札してしまいました。
右の胴は蒔絵は綺麗ですが今一つの楽器。まあお稽古用。
左のは、けっこう使いこんでるし、鉋目らしきものも入っていて期待の楽器だったのですが・・・。
この値段で落札。。。ちょいと不安。
実際に使わないと分からないけれど、どうなのでしょうね。
皮に接するところがバゲハゲという事はよく使われている。という事はけっこう使い勝手が良いと理解できるのですが。本当かな。その割には軽い。
まあ、縁あって家に来たお嬢さんたち。
とにかく綺麗にして使ってみなくちゃね。
どうか、「玉」になりますように。