四月最後のお稽古@左手首の弱さに撃沈 | fuyusunのfree time

fuyusunのfree time

長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

今月はゆったりペース。いい間隔でお稽古日がありました。

本当に、どうしゃったの職場でございまして。。。
ベテラン・中堅が欠けてしまって、、、。新人が半分くらいをなす現実。
新人=半人前と言いますが、現実、半人前にも満たなくて・・・
早く仕事を覚えてくれる事を願うのですが、何か、よく言えばマイペース。全然成長ペースが遅くて吃驚の今日この頃。という事で日々の負担が今までになく大変。
今までは、ベテラン、中堅が多い中で新人がいて、マイペースな私がいて・・・。
指導者的立場の人がまずはカバー。そして、その他の中堅の方々がカバーしてくれたから、
マイペースができる私がいた事を実感。
みんなが私にかかる火の粉をかばっていてくれたんだなぁ。
転職大好きな私が今の職場にいる「理由」。それは、自分のペースを作りやすいから。最低限、自分らしく生きる事ができるから。だから、多少、福利厚生が悪くても「仕方がないか」で勤務を継続している。
しかし、その「この職場を選択する理由」に影響しつつある。
まあ、今のところ、
以前のようにはいかなくても、それでも最低限を確保できているから・・・。
きっと、違う職場に行っても、今の現状以下なきがするから・・・。
・・・

・・・

しかし、
よっぽと旧人の多い職場で育った子たちばかりが揃った気がします。
テキパキ仕事をこなすという言葉を知らない子たちばかり。
とにかく長い一日をタラタラ過ごす。仕事もタラタラ過ごす。
サービス残業を美徳する「昭和の看護師」像をモデルに描いている人ばかりだ。
そんな方々のために、すっかり私は自分の本来の世界が手薄になってしまっている。
それが本当にストレス。イライラ・・・

稽古不足で臨んだお稽古でした。
大皮については、ある程度の研究を望まれているので、、、。練習不足って困るのですが。
しかし、復習して刷り込む段階にいっている太鼓も、ぜんぜんギブアップじゃダメだし・・・。
という事で、ドキドキの今日でした。
急にお腹が痛くなって・・・なんて悪い発想もなかったわけではありませんが。お稽古大好きな元来の性分が許してくれませんでした。

「今日で小鍛冶の大皮は終わりにしようね」と師匠。
ゲッ!・・・自信がない。

「小鼓知っているんだから大丈夫」と言われちゃうと、
「無理です」なんて言えない。

でもね・・・。やっぱり練習不足がたたっています。
①大皮は小鼓を誘うところがあって、絶対にそこを落としちゃいけない。

・・・見事に落ちました。

②ノリを小鼓に伝える。常にインテンポではなくて、三味線のノリによって小鼓を先導しなくちゃいけない。

・・・そうですね。自分が打つことに必死になってはいけません。常に小鼓の事を考えなくては。


まあ、難儀はしましたが『小鍛冶』は終了しました。


太鼓の『廓丹前』は、中盤の屋台から段切れまで行きました。

チラシの部分は、ノリが速いので目茶目茶になりがち。とにかく大皮を聴くことが大切なようです。

注意はされませんでしたが、左手首の弱さを改めて感じる。
たまに感じることがある。左撥が太鼓面にはじかれる。そんな感覚がある。
この感覚を味わうたびに、

もっと太鼓の練習をしなくちゃと思うのですが・・・。
左手首をどう鍛えるべきか?!

課題だなぁ。



さて、五月五日は望月太喜雄氏がお父様のお名前である「彦十郎」を襲名される。

大皮の師匠の後添えの奥様の姪御さんが太喜雄氏のお弟子さんだったという事で、面識はないのですが、親しみある演奏家の演奏家さんでした。

そして・・・
藤舎流というのは望月流の分派。四世藤舎呂船という方が今の藤舎流を立ち上げた。
わが師匠のお父様の望月流時代のお名前が「太喜雄」。

以前、

「ご親戚ですか?」なんて聞いた事もありましたが・・・^^

・・・違うらしい。
そんなこんなで、面識はないですが、縁のあるお方。

何もお祝いできませんが、お祝いの気持ちを持って客席に伺わさせていただきます。