- Dampit ダンピット 楽器保湿材 分数バイオリン用「Julia」/Dampits,inc.
- ¥価格不明
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感想の季節。小鼓の皮は湿度高めを好むので、この季節はちょいと辛いです。
演奏家の方で、仕事前にある程度楽器のコンディションを付けて出勤される方がいらっしゃっるそうです。
その方のケースにこんなものが入っているとか。。。ちょいと小耳に(^^♪
もともとダンピットはバイオリンやチェロなどを乾燥から守る道具なのたそうです。
へえ~、バイオリンも乾燥がお好きではないのですね。
調べたら、乾燥もダメ出し、多湿もダメなのだそうです。なんと難しい楽器なのでしょう。
小鼓という楽器。皮は多湿を好みますが、漆を塗られた胴はあまり湿度を好みません。
これもまた管理が難しい。
長唄演奏は本当に奇跡の音楽。
唄い手さん。言わなくても分かると思いますが、喉が潤う環境がいいですね。
三味線。この子は極度な乾燥も嫌いますが、多湿な環境が大嫌い。梅雨時になると三味線屋さんは大忙しですね。
お囃子は。。。
太鼓と大鼓は多湿な環境を好みません。大鼓なんて、皮を火鉢とか電気コンロなどを使って焙じる(乾燥させる)のですから、湿気が嫌いにきまっている。笛はある程度の湿度を好むらしいです。乾燥すると竹が割れるとか。が、あまり多湿だとカビが発生・・・。これも難しい楽器。
みんながベストな状態で演奏なんて基本ありえない。みんなが好む環境が違うのですから。
それで合奏して、ベストな音楽を聴かせるのですから、奇跡としか思えません。
さて、冒頭ご出演の演奏家さんを見習って、私も買ってみました。
古皮ではないので、私の小鼓はこの季節パリパリしています。
ちょいと、ダンピットを忍ばせて・・・^^
まあ、入っていないよりかはいいかなぁという感じです。
そうそう、バイオリンは乾燥もダメだけれど、多湿もダメなんですよね。
そういうのを計算された商品だから・・・。
この商品を買う際に、店員さんにサイズを聴かれました。
バイオリンもいろいろなサイズがあるんですね。知らなかった。
「いえいえ、私はバイオリンではなくて小鼓に使います」と言ったら、
「ああ、小鼓も木ですからね」と仰った。いやいや、胴は漆器だから湿気はダメなんですけれど・・・
と思いつつ。
でも、とっても親切な店員さんでした。