2015年は忘れられぬ大切な一年でした。 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。



明日は、晦日。

いよいよ、2015年が終わろうとしている。

さて、今年は大晦日でお仕事収め。そして、元旦で仕事はじめ。相変わらず正月もなく日常と同じ。

まあ、患者さんも、一、二泊外出OKの状態でも、帰る人が一人もいない。患者さんにとってもクリスマスも新年もないのだから、スタッフが正月気分になる事もできないだろう。


今年はいろいろな事があった。

人生において大イベント(^^♪

藤舎流の名取になった。とにかく「縁」の世界。そういう機会に恵まれなければ名取になる事はない。

ふと自分を振り返ると、どうにもこういう「縁」に恵まれる機会がないように感じていたので、

きっと私は本名のままで活動し続けるんだろうなぁと思っていました。

「芸」は名前ではないので、別に本名のままで活動し続けていても問題はない。私は私なのだから。

ただ、芸名というのは自分の芸の道のりがあらわされる。

私の芸の源が分かるというのが芸名である。もし、芸名を持たねば、私が師匠の弟子であることが誰にも分からない。

私は師匠の弟子だという事を確認する上でも名前が欲しかった。

しかし、名前を持つという事は重責である事に気が付く。つまり、師匠の看板だけでなく流派の看板も背負う。師匠という名前を背負うだけでも、とても思い思い責任を感じる。その上、流派となるとかなりのプレッシャー。

とにかく、頑張らねばならない。

でもね、

そのプレッシャーをもって表現の場が頻回にあるわけでもない。

お稽古もすでに高等レベルに進歩していて、予習という虎の巻が通じないところにいる。

「芸の最高峰を目指して進む」という目標は持っていても、目標は具体的でないし、あまりにも果てしない大きな目標で、、、

大きな目標を達成するのは、小さいいくつかの目標を達成することが大切。しかし、何を小さい目標にかかげれば良いのか・・・。

そして、私は迷子になった。

たまたま、そのダメージと、健康的ダメージが重なってしまって、

「私はうつ病かしら」というレベルまでダメージを受けてしまった。

そして、スランプ・・・。このまま、新年に突入したくないけれど、

来年こそスランプを打破するつもりだ。


高齢な母。今年はけがもして。私にとって大事な時の怪我で、

今思えば、試練だったなぁと思う。

周りにも大きな迷惑をかけてしまった。

そして、秋に自身も帯状疱疹で仕事を休まなければならない病魔に襲われた。


来年は、母も私も元気な一年でありたい。

そして、三月の舞台の成功を願います。


本年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。