清濤会に行く | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

藤舎流の若手の演奏家の皆様のお勉強会を拝見しました。

毎年楽しみに・・・と言いつつ、去年は残念ながら行けなかったのですが・・・。

今年は、楽しみが二つ。昨年から内幸町の演奏の時にお手伝い下さった方(今年、芸大を卒業)と、去年の紀尾井でお手伝い下さった方(去年芸大卒業)のお二方のデビューの会でした。

応援するお二人のデビューですから、絶対に絶対に行かなくちゃと、前々からこの日は絶対に夜勤をやりません宣言をしていました。


あゆこさん、夏実さん。本当におめでとうございます。

本当は直接お目にかかってお祝いを言いたかったのですが・・・。ごめんなさい。


『廓丹前』

『鏡獅子』、『蜘蛛の拍子舞』、あっ・・・『廓丹前』に『越後獅子』でお世話になった方が大皮でご出演でした。タテ小鼓は彼女の御主人。息ぴったり♪

お笛は大好きな女流の先生。彼女のお笛は品があって力強いから好きだ。

ご夫婦で息ぴったりの“髭すり”は素敵だった♪まあ、お互いに芸人だから「夫婦だから」という事はないと思うが。凸凹せずに見本のような感じでした。


『藤船頌』

素敵な曲ですよね。

しかし、流派にとって大切な曲を打つわけですから、それはそれは緊張ですよね。

藤舎流のキムタク君は、いつになくとっても緊張されていた。

こんなに中堅以上の立場になっても、緊張するものなのですね。

素敵だったのに、堅くなっている分残念でした。


『新曲浦島』

ニューフェイスデビューの曲。なかなかまとまっていました。

観るたびに成長する夏実さんに感動。そして、若いのにいつもそつなくこなすあゆこさんに感動。

全体的にまとまっていて良かったです。


『正次郎連獅子』

太鼓の方の迫力に脱帽。

乱序・・・あまりの迫力に皮に撥がめり込んでいないかと思うくらいにすごかった。

笛と太鼓が男性で、大小鼓が女性。なんかバランスがよくてとっても良かった。


さて、久々の演奏会。

楽しかった♪