本日は国立大劇場に歌舞伎鑑賞です。
着物で出かけたかったのですが・・・
十月に入って、そろそろ中旬になろうというのにこの暑さ。
絶対にムレムレになると思い、洋装で出かけました。
さて観劇と言えばお弁当が楽しみ。
今日は渋谷東急の地下のなだ万でお弁当を買って行きました。
私は糖質offをしているので、ご飯はNG。
まあ、厳密にいえばおかずの中にも糖質は含まれていますけれど、まあ、今日は多少いいか♪
ご飯がなくてもすごいボリューム♪
なだ万の味付けは薄口でとっても美味しい。品がありますね。
国立劇場内でもお弁当を売っていますが、
たまには老舗のお弁当を持って観劇なんていうセレブをやってみたくてデパ地下に寄り道して行ったのですが・・・。
けっこう庶民的価格で入手できるんですね。
次回もデパ地下の老舗のお弁当を買って出かけようと思いました。
昨日は国立小劇場だったのですが、
お隣同士なのに、雰囲気がぜんぜん違いますよね。私はどちらかというと華やかな国立大劇場の方が好きです。売店も品数豊富ですし、贅沢な気分になります。
まあ、昨日は長唄の演奏会でしたので、大劇場だとキャパが大きすぎですよね。
よくよく見ると、歌舞伎座の定式幕と違うと思いますよ。
歌舞伎座は森田座の様式をとっています。
三色の配置が違うのですよね。
ちなみに、中村座の様式は「白・柿・黒」。たぶん、平成中村座はこれだったと思います。
観察力のない私は、どこの定式幕も一緒と思い込んでいましたが、洞察力鋭い知人がいて、その人のおかげでその違いを知りました。
さて、今日の座長は高麗屋さん。
『一谷嫩軍記』は
熊谷直実を松本幸四郎が演じていた。このお話で、遠近法を駆使する演出があって、だんだん登場人物が遠くなるというものがある。あの演出大好きです。
敦盛は十六歳だったのですね。昔の子供は本当にしっかりされていましたね。
どんでん返しあり、歌舞伎らしい演目です。
『春興鏡獅子』
染五郎丈の弥生はとっても美しかった。
勘三郎丈
藤十郎丈
玉三郎丈
海老蔵丈
・・・
・・・
などなど拝見していますが、なかなかのものでした。
美しさは玉三郎丈とどっちつかずな気がしましたが、上の巻のラストの引っ込みは玉様が最高。
まだまだ、あの艶やかで儚いものを感じなかった。
本日のお目当ては、胡蝶を踊る団子ちゃん。踊りがしっかりしていて吃驚しました。
これからが楽しみですね。
金太郎君も可愛かったです。
今日の長唄は杵屋勝四郎氏の唄で、杵屋栄八郎氏の三味線だった。お囃子は田中のお家元でした。田中流のご流儀は、たぶん「やばん」なのでしょうけれど、私はあまり好きではない。笛は百七氏だった。日にちが違えば寛氏だったのよね。それを思うとちょっと残念。
いつは誰と前もって分かっていると嬉しいのですが・・・
さて、今度はいつ行けるかな?!
新しい歌舞伎座にも行きたいけれど、なかなか興味を引く番組に出会わないのよね。