何気に着物を着たい気分だったので着物を着てお出かけ。この着物は袷に見えるように仕立ててある、この季節向けの着物なのですが・・・、やっぱり少し暑かったです。
帯は母のお下がり。細見だった母のお下がりなので・・・かなり小さい。と言う事でお太鼓の柄が・・・。
でも、せっかく、母からもらった帯なので^^
さて、
唄の『花見踊』は六枚目(七枚中)。この位置というのは、高音の部分が唄い分けで当たる可能性が大!予想通り、血管切れそうな部分ばかりがあたってしまいました。
「高い」ばかりを意識していたので、見事に音を外しました。
恥ずかしさで、更に血圧上昇です。
しかし、こういうお囃子で親しんだ曲はいけません。ついつい、今は鳴っていないお囃子を聴いちゃいます。
この曲は、川崎の会で打ちましたので・・・。どうしても聴こえちゃいます。
しかし、そのおかげで、譜面を見なくても合方の終盤が分かります。今日も、「ああ、ここで楽器を取って」なんて思っていました。
これ、余裕じゃないのです。そういう思考回路に傾いているのです。つまり「お囃子病」です。別に大した害のない病気ですが、やはり長唄の唄方・三味線方としてはいただけない事です。
『老松』は一番ペーなのに、タテ同格の止めの位置にいます。タテが遠い。四挺四枚なので、そんなに遠くないのですが・・・やっぱり遠い。
脇にお家元が座っているのですが、一人間に入る事で、家元の息とか撥使いって見えないものなのですね。
私の座る位置が悪いのかしら。けっこう後ろに下ったつもりですが・・・。
さて、後半を覚えられなかった私は譜面を見ていたので、大きなミスをしませんでした。
これ。。。譜面を外すとどうなるのかしら?不安。
しかし、合方・・・。ゆっくりなノリだなぁ。ゆっくりが苦手なので。。。本当に胃腸に負担が掛ります。
さて、ベテランチームの方々が『二人椀久』を出します。
大好きなタマ。当たり前ですが、オーソドックスなタマでした。しかし、当日のお囃子が楽しみです。
タマが大好きな私。家に帰って、久々に椀久のタマを復習してみました。いやいや、久々というのはダメですね。使用したのは、先代の今藤長十郎氏の三味線。速過ぎ\(◎o◎)/!無理です。
でも、これをスラスラできちゃった自分がいるのです。当時は手を回すものばかりお稽古していました。
やっぱり、日頃やっていないと・・・。
反省。
師匠が「予習より復習が大切」と仰った意味が分かります。
これから、時間を見つけて、タマとか滝流しとかやらなきゃいかんですね。
ところで、本日、待ち時間が半端にあって、
と言う事で、お囃子の『若菜摘』の附けを清書しようと、お道具を持って出かけたのですが、
聴こえる音に、ついつい誘われて集中力を欠いてしまう。
・・・何せ、全部習ったお囃子ですもの。
と言う事で、無駄に時間が過ぎてしまった。
ところで・・・
『若菜摘』の下り端は『廓丹前』の下り端と一緒なのですね。
何気にそんな事に気が付く私でした。
以前、師匠のお持ちの『紀文大尽』の附けを頂いた時、
冒頭の早笛が「綱館」と同じと書いてありました。
『綱館』を習っていなかった私は、なんじゃこりゃだったのですが。。。
附けというのは、楽譜であって違うのですよね。どちらかというとメモに近い。その人にだけわかれば良い事なのです。
と言う事で、生意気に「廓丹前と同じ」と表記すればよいのですが、
何気に「廓丹前の下り端って??!」となる私を予測されて・・・やっぱり普通に書くことにしました。
しかし、まだまだお囃子っ子ですね。
三味線を弾いていても、唄を唄っていても、
お囃子の音しか聴こえない。病気です。まあ、一般には害のない病気です。
さて、今週末はお囃子のお稽古。来週末は、またまた合わせ稽古。頑張らなければならない尽くしです。