今日から『花見踊』の唄のお稽古に入った。
実は、子供の頃は置いておいて、唄をきちっとお稽古するというのは今回が初めての事である。
ドキドキ♪
うちの流派のお浚い会は、三味線弾きでも唄を唄わなければならない。
三味線一番・唄一番という感じだ。
今まで(二十ウン年前)を振り返っても、浴衣会やお月浚いで唄を唄っています。が、隣近所の方々に習って物まね。独吟のところは、市販のテープ等を使ってアバウトに練習。こんな感じでしのいでいました。
でも、これじゃ進歩ないよね。で、今回、きちっと唄を習いたいと思ったのだ。
師匠であるお家元は三味線弾きである。が、先代のお家元・・・つまり、師匠の御母上は唄方である。
きっと、きっちり唄のお勉強もされたのだろう。「僕は三味線弾きだから」と仰いますが、なかなか素敵です。
はあ、でも唄って、かなり体力を使いますね。ヘトヘトです。教えて下さった師匠も、きっと疲労困憊でしょう。なかなか、音が取れないし、浮遊霊のように音が踊っている。
『花見踊』は高音で、音が上がりきれないし・・・。やっぱり唄の才能ゼロだなぁと思いつつ。
けれど、何気に楽しいよね。声を出すって楽しい。
七月の本番まで、まだ時間があるので、幼稚園から小学校くらいまでに成長できていたらいいなぁと思いつつ、お稽古に励もうと思います。