お疲れ様 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

調べ
この紐は、小鼓の調べです。
表皮と裏側を結ぶ縦調べと、握りの調整をして、音のピッチを調整する横調べ。
長いのが縦調べで短いのが横調べです。

今回の調べはけっこうもってくれて、丁度一年目です。
いつも見栄を張って、一番高級な「特選」を使用していたのですが、どうももちが悪いという事で、前回は最低ランクの並を掛けました。
思ったとおり、いつも半年ももたなかったのですが、今回は一年もちました。
高きゃいいというものではありません。私の場合は、主として稽古を目的として楽器を使用しますので、酷使しちゃうのですね。ですから、見た目よりも丈夫が一番なのです。
最高級品と最低ランクの違いは、麻自体の違いもありますが、縒り方が違うのですね。
でも、私のような素人にはあまり違いが分かりません。
豚に真珠とはまさにこの事です。はははっ・・・(汗)
しかし、なんとなく最高級品というのは、繊細で痛みが早そうという感触がします。最低ランクのは、荒削りだけど耐久性はありますのよという感じ。
しかし、見た目が今ひとつなんですね。特に新品の時は、いかにも「安いです」と言う感じがします。
うーん・・・まあ、安物の方が分相応なんですがね。。。
しかし、コバちゃんは舞台でも使える楽器なので、ちょっと可哀想かなと。。。

聞いた話なのですが、プロの方々は最高級のワンランク下の“飛切上”を使われる方が多いのだそうです。お芝居の場合は、消耗品なので配給があるのだそうですが、その配給も“飛切上”なのだそうです。
私のような素人よりも楽器を頻繁に使って酷使する商売の方々が使用するという事は、見た目も良く、丈夫という事ですよね。
という事で、今回は“飛切上”を購入しました。

新しいものはどんどん伸びるので、楽器に馴染むまで時間が掛かります。
『島の千歳』を打つまで・・・やや、期間が心配ですが、、、
しかし、あまりにもボロボロだしね。
という事で、思い切って今日調べを交換しました。

写真の調べは古い方の調べです。
一年間、ありがとうございました。


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