寒い季節って最悪。
冬は乾燥するでしょ。小鼓というのは湿気を加えて音を出す楽器ですから、冬のような乾燥する季節は音が鳴らなくて最悪です。
最近、やっと湿度が上がってきて調子が出てきました。
今日も寒いですけれど、雨が降っていたしそんなに乾燥はしていませんでした。
寒い季節は、素手で打楽器を奏でるのはちょっとキツイです。
寒いと指の末梢が冷え切っちゃって、痺れちゃうことありませんか?そんな手で小鼓を叩いたりすると、痛くて痛くて仕方がありません。
凍ったものに衝撃を与えると、普通だったら壊れないのに容易く壊すことが出来ちゃうじゃないですか。
あんな感じで、指が砕けちゃう…そんな感じがします。
今日は、寒かったので指先が凍えていて、練習の時とっても痛かったです。
そろそろ、小鼓にとっては絶好な季節になってきます。
でも、反対に太鼓にとってはあまりいい条件じゃなくなってきました。
うちの締太鼓まがいの太鼓はちょっとした湿度でもボコボコになっちゃうのよね。
とても締太鼓とは思えない音になってしまいます。まるで、大太鼓のようなそんな音がします。
今日も、雨が降っていたのですごい音を出していました。
そうそううちの三味線。お稽古用の犬皮の三味線ですが、先日破れちゃったのよね。という事で舞台用の三味線を使って練習しました。これから梅雨の季節になると三味線は破れやすくなりますよね。
まあ洋楽器もそうなんでしょうけれど、楽器というのは普段のメンテナンスに気を使いますね。
