今日…もう昨日になっちゃった。まあ今日という事にしておこう。
今日は、師匠のお仕事場見学という感じで坂東流の踊りの会に行ってきました。
トリに「鏡獅子」があるという事で、今度の夏の会に「鏡」を演奏する私に勉強になるかと思い師匠が声を掛けて下さったのです。
立鼓はお家元、太鼓は師匠。笛は以前から大ファンの中川善雄先生。長唄はタテ唄が杵屋巳紗鳳先生。これ以上ない舞台なんですけれど、うーん。やっぱり踊りのお囃子は素の長唄の演奏とは大分違う。
改めて、踊りの地方というのは難しいのだなと感じました。
さてさて、今日の舞踊会。以外な方に再会しちゃいました。
十年ちょっと前、私は長唄協会で子供たちに邦楽を普及する活動のお手伝いをしていました。演奏者側ではなくて、完全にスタッフ。舞台進行のお仕事です。
たまたま、もと芝居をやっていたという事で、長唄の師匠(当時は、母ではなくてちゃんとした師匠について長唄を勉強していました)から依頼を受けた仕事でした。
その時のボス…演出・司会と中心にやられていた方に再会したのです。「S先生、S先生ですね。ごぶさたしています」とご挨拶。あちら様はちょと分からない様子でしたが、「ああ…!」という感じでした。十年以上ぶりですから分かりませんよね。
今日は、色々と勉強させて頂く機会に恵まれた一日でした。
疲れましたけれど、とても楽しかったです。