

東京文化発信プロジェクトなるものがあるらしい。
ひの中の事業の一つ。今日は邦楽演奏会に行ってきた。
清元に長唄・端唄に筝曲・・・盛り沢山のコンサートでした。
筝曲や端唄の時にはあまり感じませんでしたが、やっぱり、長唄にはクラシックコンサート用のホールは合わないですね。
なんか、大きな銭湯で長唄を聴いているような不思議な感覚です。
大好きな演奏家さんの演奏だっただけに残念でした。
しかし、この東京芸術劇場というのは素晴らしい劇場ですね。
同名の新劇の劇団があるのですが、私はずっとこの劇団の持ち物の劇場と思っていました。
・・・はははっ・・・違ったんですね^^A
池袋というと、サンシャイン劇場。ここには何度も来た事があるんですが、こちらの劇場は初体験でした。今回使用した大ホールの他に中ホール・小ホールとあるみたいです。
素敵なホールなんですが、トイレの数が少ないと本日お客様方から不評でした。
幕間十五分の休憩があったのですが、トイレは大行列。
皆様、
「こんな大きな劇場にこれしかトイレがないって信じられない」
と言っていました。
そのせいですかね・・・
第二幕。演奏が開始してしばらくして、一人の和服姿のご夫人が席を立たれました。
演奏中に不謹慎。それも、後ろを回ればよいのに、出演者の前を遠慮なくスタスタと・・・いやいや、下駄っぽい履物を履かれていたので、カランロンと音がしていました。超不謹慎(怒)
まあ、舞台前を横切るのはとっても良くない事ですが、我慢できなかったんでしょうね。
さて、
本日の発見♪
端唄の本條秀太郎氏の唄声を初めて拝聴したのですが、綺麗な声の方ですね。
超感動しました。
お琴の萩岡松韻しも綺麗な唄声で魅了してくれましたが、よい勝負でした。
端唄の曲の中でもっとも短い曲の演奏時間は30秒なのだそうです。
「江戸っ子は気が短いから」なのだそうです。
お琴も端唄も女性メインのジャンルのように思っていましたが、男性の演奏も独特な色気があって素敵なものですね。