とあるサイトで、中学二年生の音楽の指導要領が掲載されていた。
しかし・・・
まあ、今は音楽の先生向けの研修会とかで、けっこう長唄を勉強しているらしいですが、
それでも俄ですよね。
しかし、こんな事・・・評価できるんですかね。
課題曲は長唄の中の長唄である『勧進帳』。持ち時間一時間。その前に二時間の『勧進帳』の鑑賞があるようだけれど・・・。
長唄はけっこう難しい。
発声もさることながら、うみじとか間合いとか・・・。それなのに・・・。
1.長唄の発声や言葉の発音に関心をもち、それらを生かした音楽表現を工夫して歌うことに主体的に取り組もうとしている。
2.リズムや旋律の特徴を知覚し、それらが生み出す特質や雰囲気を感受しながら、曲にふさわしい声で音楽表現を工夫し、どのように歌うか思いや意図をもっている。
3.長唄にふさわしい発声や言葉の特性を生かした音楽表現をするために必要な技能を身につけて歌っている。
まあ、先生方も子供の頃から長唄をされていた方は別として、普通に音楽の先生になられた方が評価しきれない。
まあ、どの子も「よくできました」なんでしょうね。成績の良し悪しは、実際の目標が達成されたか否かじゃなくて、授業態度とかそういうものなのかな?
本当に、「2」とか「3」ができちゃったらプロですよね。というか「ふさわしい」ってなんなんだろう。
何気にこんなの作っちゃった文科省に腹が立つ。