本日は紫山会館にて下浚いでした。
懐かしいです♪小鼓の初舞台『鏡獅子』がこの会場でした。
紫山会館は、麹町にあります。進学校で有名な番町小学校(東大コースで有名なのですが、一応公立の小学校です)のすぐそばにあります。
ここは、長唄の吉住派の本拠地で、吉住慈恭氏のお住まいになっていたところだそうです。
さて、
今回は、先日も申し上げましたが、アクシデントにつき・・・自分の楽器を使えません。
師匠の楽器をお借りして臨む演奏です。師匠の大切な楽器を使わせていただくというだけで超緊張なのですが。
もう、演奏始まる前から緊張してしまって、関節がカチカチでした。
こういう時って、ぜんぜん小鼓の音がしないのですよね。
このまま、本番・・・
どうしよう、どうしよう・・・と小心者丸出しでした。
まあ、始まっちゃうと演奏中心ですね。緊張もどこかに行ってしまいました。
しかし、
「前で聴いているとあなたの声しか聞こえない感じ」といわれました。
やばい・・・
やっぱり私の声ってでかすぎ???
「いやいや、ピッチの問題」
はあ、なるほど。
私は声質的には、おかまさんにおかまさんと間違えられるくらいに低音です。
しかし、実際に声を張ると、けっこうピッチが高いです。
たぶん、そのピンピンに張った私の声が皆さんの声を掻き消してしまったのでしょうね。
なるべく、ピッチを低くするように努力します。
今回は、憧れの大皮の先生に大皮を打っていただけます。
それがすごっく嬉しい。
亡き大皮の師匠に次いで大好きな方ですから♪♪♪
まあ、大皮を打つ機会なんてないですがね、もし大皮を打つなら。。。と目標にしている演奏家さんです。
初めてお隣に座らせていただいて、超感激でした。
演奏を聴いていらっしゃった師匠から、
「上出来でした」と合格点をいただきました。
そして「気を緩めずに」とアドバイスも♪
そうそう、なんか下浚い終わって、
「終わった♪」気分になっちゃいました。やばいです。
本当に気を引き締めて。そして、過度の緊張をしないように頑張ります。