昨日は三回目の合わせ稽古でした。
長唄なのに「唄」なしで、どうなるかと思いましたが、なかなかいい感じにつながっています。
しかし、『花見踊』なんて
かなり三味線の方は緊張されるようです。はい。小鼓もずっと狂言鞨鼓を繰り返しているので、終われなかったらどうしようと緊張しました。でも、数えなくても・・・唄がなくても・・・意外と三味線のフレーズで終わることができることに気が付きました。発見です。
さて、どんなジャンルの音楽でもきっとそうなんだと思いますが呼吸というのが大切ですね。
『花見踊』の早渡りから次のフレーズでお三味線と囃子は同時にスタート。
お囃子は三味線があってのものなので、三味線の方の呼吸を感じつつ三味線に追従という感じでスタートしなければならないのですが・・・。私はいつもフライングしてしまいます。三味線の方の呼吸を感じとれていないのですね。昨日は、かなり大袈裟に呼吸を示していただいたのですが、意識しすぎて掛け声が入れられませんでした。
飲み込みが悪いなぁ。
つくづくそう思います。
三回あわせたのですが、休憩を挟んで集中力が途切れてしまったのか、最悪でした。
師匠に「百回やったら百回とも間違えない」とこの前の『廓丹前』のお稽古の時に言われたのですが、
舞台に出すものそれくらいに染み込ませないといけないのですね。
まだまだ、稽古が足りない。
でも、幕は待ってくれない。いよいよ一週間後となりました。
昨日は、突然のアクシデント発生の方が多くて、予定の人数の半分でのお稽古でした。
体調を崩された方が二名。
こんな時節ですから、体調崩しやすいですよね。早くお元気になっていただきたいです。
このボランティア演奏。
三味線はプロの方にボランティアで参加していただいているのです。
ですから、本当に勉強になります。
滅多にないすごい機会なので、無駄にすることなく勉強したいと思います。