いつも苦労するのが『音源』探しです。
既成の音源もメジャーな曲は幾つも出ているんだけれど、けっこう通向けのような曲は既成品ではなかなかお目に掛れなかったりする。
以前はあったけれど、今は廃盤になっていたり。。。
また、邦楽関係のCDとかテープを置いている店も少なくて、既製品であっても手に入れるのが難しかったり。
先日、ネットで欲しい音源があって探したのですが、あっても品切れ状態。次回入荷未定で辛抱強くアクセス下さい。だって・・・。「今欲しいのに」(怒)
うちには、「長唄の美学」という人間国宝の宮田哲男氏と杵屋五三郎氏の全集があります。けっこう色々な長唄がこの全集に入っていてすごっく便利です。
今度「高砂丹前」という曲をお稽古する事になったのですが、これもなかなか既製品ではなかなか手に入りにくい曲なんですけれど、この「長唄の美学」に入っていました。
…でもね、最近この全集の長唄に飽きてきちゃっています。
この全集はほとんどの曲が宮田氏の独吟。とっても素敵な唄い手さんなんですけれど、たまには他の味を味わいたくなる。…何を贅沢言っているんでしょうね。
他に何か良い音源がないかと家捜しを本日はしていました。
「高砂丹前」は、けっこう有名なんですけれどあんまり演奏会などに出ないのかな?
探しに探しまくってやっと見つけました。
ちょっと録音状況が悪いのですが、なんかすごっく新鮮。
この新鮮さが大切なのよね。
改めて色々な演奏家さんの演奏を聴くって大切なんだなぁ。なんて感じちゃいました。