なんか疲れた | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

お昼休みに第一陣のブログを書いたけれど、お稽古の日程、一日間違えていた。
明々後日ですね。…はははっアセアセ(-_-;)。

まあ何時もの事ですけれど、帰宅してお稽古を一時間。
なんか疲れちゃったせいか、なんでこんなところを間違えるのという感じ…のりが悪い。こんなんじゃだめですよね。
自分の体調で左右されていてはダメなんだと思う。
まあ人間が繰り広げるものなんだけれど、人間を超えなければ「芸」なんて出来ないように思うのです。

よくさ、劇団時代に役を演じていて、お稽古場で言われたものです。
劇団のお稽古ってけっこうハードかな。朝から深夜までなんてざらなのよね。そうするとやっぱりどんなに若くても人間は疲れてくるじゃないですか。疲れてくると芝居がだれちゃうのよね。
そんな時に「お前の演じている人は疲れているのか」と言われるんです。
そうなんですよね。表現している役の人物はお稽古疲れなんてしていないのよね。単に私自身が疲れているだけなんですよ。ですから、役を演じている限り舞台の上ではその役である自分なのですから、私自身であってはいけないのです。

人は疲れていると集中力がなくなるし、今日の私のように「どうしてこんなところで」という間違いをするんですけれど、表現って一発勝負ですから、その一つ一つを大切にするべきだと思います。つまり、疲れていると集中力がなくなるのはもっともだけれど、それを乗り越えて集中力を維持しなければならないのが「芸」だと思うのです。
個人的な練習だから…。そう思ってタラタラやっていると本番でもタラタラ気分になっちゃう。普段から鍛えなければ、小鼓を持ったら疲れなんて忘れちゃう、勝負師の気分じゃなきゃダメだよね。
まだまだ精神的にも未熟です。
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