ダービー | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

昨日は競馬のダービーがあったんですね。
競馬か…懐かしいな…。

はるか昔…そんなに昔じゃないか。オグリキャップが流行した時代に競馬場によく遊びに行きました。ダービーも何回か観に行きました。
競馬って本当に興奮します。ゴール手前の直線に来ると本当に手に汗を握ってしまう感じ。
馬って綺麗ですよね。特にサラブレットって走るために改良されて鮮麗されているのでとっても姿が美しいです。
当時の夢は馬主になる事だったかな?!

昨日はインパクトという一番人気の馬がダービー馬になったんですね。騎乗は武豊騎手か…。さすが天才ジョッキー。ダービー四勝目だって。すごいすごい!
ダービー馬って、三歳でしか挑戦できないレースですから大変な名誉のあるレースです。
このダービーのチケットを手にするまで、お馬さん達はすごいサバイバルを演じてきます。
二歳くらいで、ものすごく多くのお馬さん達がこのダービーを目指してデビューするわけですけれど、ダービーに出場するのはたった18頭足らずですものすごい競争率です。
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↑の写真は大好きだったオグリキャップの若かりし頃の写真です。葦毛の馬なので、今はすっかり真っ白になってしまっている筈です。
この馬は愛知県の地方競馬出身(笠松競馬場)で、笠松では無敵のサラブレットでした。
馬は血統が重視されるため地方競馬って中央競馬に比べてあまり華々しくない血統の馬が多いのですが、このオグリキャップもあまり華々しくない血統でした。
でも、周囲の期待に背いてそれはそれは強いサラブレットでした。という事で中央で走らせてみたいという馬主さんの要望(?)で、三歳の時に中央競馬に移籍してきました。
本当はダービーに…。だったんでしょうけれど、ダービーに出るためにはこのレースを勝っていなくてはいけないとか色々規定があって出られなかったそうです。
中央に来てもオグリキャップはすごく強くて無敵という感じでした。出るレース出るレース勝ちまくり。でも、いっぱいこき使われちゃって晩年はファンの期待に応えられない感じになってしまったのですが、本当に綺麗で強くて素敵な馬でした。
この馬には多くの名ジョッキーという人たちが騎乗していました。最終的には、今回のダービーに勝った武豊騎手が騎乗。この写真も武騎手騎乗でした。
この時代はすごっく競馬が好きで東京の府中競馬場で開催されている時はほとんど毎週府中に出かけていました。
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この馬はホクトヘリオスという馬です。
オグリキャップよりちょっと先輩の馬です。この馬も葦毛。
オグリ出現の前はこの馬の大ファンでした。
オグリのように勝ちまくりの馬ではないのですが、ゴール手前の直線の追い込みのすごい馬でした。
ズーとビリを走っているんですけれど、直線に入ると前を走っていた馬をごぼう抜き。「あらまあ、あなたなんでこんなとこにいるの」という感じでゴールの時は必ず五着以内に入っているような馬でした。
当たり馬券には絡みませんが、五着以内なら馬主には賞金が出ますから馬主さん思いの優秀な馬です。

これら私の青春の思い出のお馬さんも、もうけっこう良いお歳になっちゃって孫がいちゃったり、ひ孫がいっちゃったりするんでしょうね。
「父オグリキャップ」とか「父ホクトヘリオス」なんて書いてある馬を見ると、いかにも走らないような馬でもついつい応援しちゃいたくなります。

そうそう、小鼓や大鼓の皮って馬の皮なんですよね。
もうずっとお馬のお陰で人生を楽しませてもらっているんだな。
昔は競馬でその姿の美しさに惹かれ、今はお囃子で音の美しさに惹かれている。
お馬さんには足を向けて寝れないな。

昨日は夜勤で休憩時間にコメントを書いていたのですが、なんか気ぜわしい中での携帯での文って苦手。
家に帰ってコメント読んだらガーン!宛名の様が抜けているし絶対変。という事で朝書き直しました。
関係者の方には大変失礼してしまいました。