施術にいらしていただいて、ベッドに横になっていただくと、不思議とその日のご不調の部分がわかります。^^
なぜかはわかりませんが、いつのまにかそうなってました。。
見えるというか、感じるのです。
これはご本人の自覚の有無に関わらずなので、
「左足お疲れじゃないですか?」
「右股関節痛くないですか??」
「背中痛いですよね???」
と、わたしが見えるまま伺ってみても、「え?べっつに~」なんてことももちろんありますが、触ってみると、ほ~らやっぱり~~。。みたいな。^^;
さて、ここで問題です。:(。・ω・)ノ゙
クライアントさんがいらして、セラピストが一番してあげなくてはならないことはなんでしょうか?
これは今わたしが通っている整体の先生もおっしゃっていたことで、「先生!わたしもそう思ってた!!」ってなったことなんですが。^^
クライアントさんがいらしてまずすべきこと、一番大切なことは、良い施術をすることではありません。:(。・ω・)ノ゙
えっ?!!!!(´д`ノ)ノ
驚きますか??
もちろん良い施術は当たり前、のこと。
でもそれが一番ではないのです。
一番大切なのは、まずクライアントさんの現在の状態をきちんと見ることです。
状態がわからなければプランニングは立てられません。
つまり良い施術の一環である、最適なトリートメントプランが立てられない、ということ。
どこがどう不調なのか、クライアントさんが口でおっしゃる訴えだけではなく、クライアントの身体が訴えている身体の声を聞く事が求められます。
本人に自覚がまったくない場合もたくさんありますので、訴えだけを鵜呑みにするわけにはいかないのです。
クライアントさんが口で言うことは全てではありません。
情報として、ご本人の「訴え」は「主訴」としてもちろん重要ですが、セラピストはそれだけを鵜呑みにしてしまってはいけないのです。
病院でもそうですが患者さんは嘘をつきます。(笑)
これは自覚のあるなしに関わらずの「嘘」です。
意図的でなく、無意識の嘘。
身体におこってることをご自身できちんとご理解されている方というのは、実は結構少ないものなのです。
このため、セラピストは客観的な観察をして、その方の現在の状態をまず把握することが、最適なトリートメントをするために必要になってくるのです。
なので「良い施術」は2番目に大切なこと、になります。
これはもちろん当たり前の必須事項。
訴えだけを聞く、症状だけを見るのであれば西洋医学、単なる対症療法になります。
そして訴えは聞いたものの、それをトリートメントに反映させないのであれば、またそれもニーズにはあっていない、ということになります。。。
つまり最適なトリートメントではない、ということ。
わたしたちはセラピスト。ご本人も聞けない身体の声を聞くのがお役目であると思ってます。(´ω`*)
なので、まずその方を見る。診る。看る。視る。みる。つまり観察することが大事。
これには、まず経験です。いきなり出来なくって当たり前。
経験しなければわからないことです。
「観察」という点に関して、わからないことがあればどうぞお気軽にご質問くださいね。(´ω`*)
看護師経験生かして、わたしでお答えできることにはいくらでもお手伝いいたします。♪