冬になるとお料理の香りづけにゆずの皮の細かいものがちょこんとのってたりします。いまだにわたしはこれが苦手で、見つけるなり取ってしまいます。ふきのとうや春菊など香りの強い野菜はずいぶん昔に食べれるようになったのに、ゆずだけはどうしても苦手です。
子供の頃かんきつ類が苦手だったのですが、母いわく「あなたを妊娠するまではかんきつ類が好きだったのに、急に苦手になって食べれなくなっちゃったの。そのせいであなたはかんきつが苦手なのかしらね~?」なるほど。胎児は母親の心身の影響を全部受けますから確かにそうかもしれません。生まれたばかりの新生児にもフェイシャルリフレクソロジーでいうところの“ディポジット”と呼ばれる神経線維の結晶化したもの、わたしは老廃物の塊とお話しますが、それが存在すると言われています。妊娠中の母親の感情の影響で赤ちゃんにもディポジットができるというわけです。
ちなみに次女のときはかんきつ類ばかり食べた母、もちろん次女は手が黄色くなるまでみかんをむさぼるタイプです。
かんきつ類が苦手な関係なのか、果物自体がそんなに好きではなかったのですが、最近は好んで食べます。しかしゆずだけはどうしても苦手です。ゆず湯は平気なのですがゆずを食すのはダメ。。。
アロマのお勉強をしているときも、ゆずの精油を嗅ぐ機会がありました。「人気のある香りですよ」と先生と同級生。「・・・・・」「キライですか?」「お料理に入ってたらすぐはねるんです。。。」「あら~じゃあ遠くから嗅いでみてね」
・・・・・これが、いい香りだったんです。とってもさわやかであったかみもあるやさしい香り。だいだい色が見えそうな香り。あったかいのに、さわやかなフルーティーさがあるゆずの香りは冬にぴったりですね。どよ~んとした灰色の空でも明るい気持ちになれそうな香りです。味わうのは別として、ゆずの香りは大好きになりました。
近いうちわたしの精油コレクションに“ゆず”も増えそうです。