仕事上、というか、もともとメールの文章には気を遣うタイプのわたくしでした。。。
こう言った、ああ言った、というトラブルを未然に防ぐため。
また、同じ文章でも言い回しひとつで良くも悪くもとれたりして、それでなぜか自分の本意ではないこととして相手に伝わってしまうのが1番の恐怖でした。
「○日○時の施術できる?」
と聞かれるのと、
「○日○時はご都合いかがでしょうか?もし空いていれば施術をお願いしたいのですがお返事いただけますか?よろしくお願いいたします。」
関係の深さにもよりますが、口で同じことを伝える場合は口調や声のトーンで相手におかしな勘繰りを与えることは少ないでしょう。
ただ、こうして文としてみると、前者はひどくシンプル、見ようによっては失礼にもとれるわけです。
公家言葉・学習院言葉というのをご存知ですか?
代表的なのは「ごきげんよう」という挨拶です。わたしもときどき使いますが^^;使い出すとなかなか素敵なご挨拶なのですよ。(笑)
小姑みたいな人がいたとして、通常ですと「彼女細かくてうるさいのよ、小姑みたいでイヤね」と言います。
公家言葉というか、マナーのある言葉ですと「彼女はよく気のつく方ですね。」という言い方になります。
さわがしい方→にぎやかな方
のろまな人→おっとりした方
失礼な人→はっきりしてらっしゃる方
ずるい人→世渡りに長けてらっしゃる方
などなど。これは一例ですがいわゆる短所の中でも美点を探し出して美しく表現する言葉です。
聞いていて気持ちがいいのはどちらでしょう?と聞くまでもないキレイな言葉です。
言葉というのは品性がでます。
ギャル言葉やギャルの話す言葉のおかしなイントネーションを心地よく聞けるかといえば大抵の方はNOと言うでしょう。
グチや悪口は聞かされるほうも気分がよいものではありません。わたしなどはすぐ避難してしまいます。うっかり耳に入れて聞いてしまったときは「キャンセルです~。ありがとうございました~。」と丁寧にお断りをいれておきます。宣言しておかないと、そういった陰性の言葉は負のエネルギーとなってまとわりついてきますので。。。
聞かされる、というと他人の発する言葉を思い浮かべがちですが、1番よろしくないのは、自分の口から発せられるグチや不平不満・悪口の類です。自分で口にしたことはほかならぬ自分の耳でしっかり聞いてしまっていますから。
ため息なんかも一緒で、負のエネルギーが強くて、弱ってるときなんかは引っ張られますので要注意です。
言葉ひとつ、ですが使い方ひとつで円滑な人間関係がキープできますし、逆に壊すこともあります。
なぜか誰かと関係がぎくしゃくするとき、少し自分の言葉を意識してみるとよいかもしれません。
相手には相手の言い分があるでしょうが、自分の言葉使いに問題があるってことも考えられますので。。。
朝初めての挨拶はおはようですが、朝1番であっているのに挨拶がなけらばなんとなく気まずい思いをしませんか?あっちが先にわたしに気付いたくせにおはようを言わなかったからわたしも言わない!ではなく、気付いたほうが大きな声で気持ちよくおはようと言えばいいだけの話です。
どっちが言った言わないではなく、相手がどうであろうと自分がそうやって挨拶できたら気持ちいいものですよ♪
言葉は毒にも薬にもなります。
どうせなら自分も周りのみんなも気持ちがいい言葉を使いませんか?(´ω`*)