カラオケクラブ | どっぷりバンコク

どっぷりバンコク

強烈なタイとの縁…3度目のタイ生活の日々を書き連ねていこうと思います。

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タニヤ通り。

300メートル足らずの小さな通りに100軒以上のカラオケクラブ(ナイトクラブ)がひしめいている夜の歓楽街だ。ゴーゴーバーで有名なお隣のパッポン通りが欧米人をターゲットにしているのに対し、このタニヤ通りの来訪者は殆ど日本人。寿司屋や居酒屋が多く立ち並ぶ「日本人のための通り」としても有名だ。

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ここにあるカラオケクラブ店の殆どが「ホステス連れ出し可」なので、遥々日本からこのタニヤ通りを目指してタイに来る男性観光者の目的は、言うまでもなく「タイのおねーちゃんと体液レベルでの国際交流」である。

同じ男として、その目的を非難するつもりはさらさら無い。商売として需要と供給が成り立っているのだし。というか…自分自身にもお世話になった経験があるしね。

その上で自分がひとつだけ言いたいことがあるとしたら


「カラオケ嬢に恋愛ロマンスを求期待するな」


ということだ。

時々“ビジネス”の範疇を越えて惚れてしまったカラオケ嬢との恋の成り行きを切々と綴ったブログを目にするのだが、大抵は悲惨な結末である(全てとは言わないが)。書いている本人が真剣なだけに読んでいて痛々しい。

以下、タニヤマンセーの人達からの反発を覚悟で書く。

連れ出し可の店で働くカラオケ嬢の多くは

☆どんなに若く見えようと子持ちが殆どである。
☆どんなに口で「いない」と言っても他に男がいる。
☆上記に当てはまらなくても性格が歪んでいる。
☆どんなに親しくなったように見えても、日本人に股を開く時は“有料”である。

更に加えて言えば、最近はヤバいクスリを買うために働いている女性も少なくない。

どんなにその女に真剣な恋愛を求めても、女にとってあなたは単なるひとりの客(収入源のひとつ)に過ぎない。

金ヅルを繋ぎ止めるためには罪悪感を全く感じることなくウソを突き通すことが出来る人種が集まる街だ。

例えば惚れた女の月の稼ぎが3万バーツとして、「月6万バーツを日本から仕送りするから今の商売をやめてくれ」と申し出するとしよう。当然女はその申し出を受ける。が、女は金を受け取るだけ受け取り、男が日本にいることをいいことに商売はやめない(働く店を変えるくらいはするだろうが)。彼女たちにとって3万バーツ+6万バーツであり、この美味しい金ヅルを維持するためにはどんな嘘でもつくだろう。

実はこの話は私の友人が経験した実話である。私は友人からの仕送り(かなりの大金)でカラオケをやめているはずの女が他の日本人男性と腕を組んで店から出て行く姿を複数回目撃している。 

彼女達は自分を惚れてくれた男の“気持ち”なんてこれっぽっちも考えない。頭にあるのは金だけだ。当然であろう、そういうのも含めた商売なのだから。

この手の女達を振り返らせるために時間と金と神経を費やすのは、はっきり言って無駄である。

つまりは遊びは遊びで完結した方が良い、という事だ。1万5千円程度の金を払って綺麗で若い女性とベッドを共に出来ればそれで十分だと思うのだが如何か。



それでもカラオケ嬢にロマンスを求めるのなら、タニヤでは圧倒的少数派である「連れ出し不可」のクラブに行く事をお勧めしたい。

連れ出し不可のクラブに勤める女性は、得体の知れない男とベッドを共にする必要がなく、店内での接客に限る(来店する前に同伴として客と食事することはある)ためか、それなりに若く容姿が美しい女性が集まっている。学費を稼ぐために働いている現役女子大生や、昼間はOLをしている女性も多い。また、自身の商売を開業するための資金を稼ぎに働いている女性もいる。

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私が知っている店の女性たちは、店を“卒業”した後にホテルのレセプション、洋服屋のオーナー、モデル、観光ガイド等の道を進んで行った。

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彼女達にとってカラオケクラブは単なる通過点である事が多い。それゆえに連れ出し可の店で働く女性達よりも「スレ度」が低く、まともな性格な女性の割合が大きいので接客態度も良い。

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だからこそ身持ちが固い彼女達を本気で落とすのはそう容易ではないのであるが、男の真摯な姿勢で恋仲になり、日本の実家に連れて行くに至った実例を何組か知っているので全く可能性が無いわけではない。(日本に妻子ある身の方は最初から諦めてください)

因みに日本人であるということだけに優越感を感じ、小遣い程度の金を武器にタイ人女性を落とそうとしたって無理。10年以上前ならともかく、生活レベルが大幅に上がったタイにおける「日本人」はもはやブランドにはなり得ない。連れ出し可のタニヤ某店で高い人気があったカラオケ嬢は月に10万バーツ(約31万円)以上を稼いでいたし、スクムビットの連れ出し不可人気店にも月7万バーツ(約22万円)クラスはゴロゴロいる。

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話は逸れたが、まあ、連れ出し可の店にしろ不可の店にしろ、相手の女性から積極的に接触して来なければ「脈は無い」と早々に見切りをつけた方が良いであろう。彼女達が本気であなたに恋をしているとしたら、出会って間も無いのに新型のiPhoneをおねだりしたり、「お母さんが入院したの」と嘘を言って資金的援助を要求したり、LINEに送った自分のメッセージが長時間既読にならないなんてあり得ない。

取り留めもなく色々と書いたけど、結局何が言いたいかと言えば「遊びは遊びとして割り切って楽しむことが一番」ってことかな。


以上「経験者は語る」でした。