そして、電話で事務員の方に、提出書類などをもとに細かい経緯を聞かれます

 

10年以上前の借金の始まりから。

私の場合は、クレジットカードのショッピング利用、キャッシング利用、消費者金融の利用など。

そして、そのときの仕事、収入、なぜ借金をしたのか

などを時系列で話しました

何年も前のことなので、私の記憶などもあいまいになっていますが、そこは分かる範囲で答えていました

事務員の方も、不明なこと、曖昧なことがあると、かなり突っ込んで聞いてきます

それが、かなり嫌な感じもします

 

私の場合、ここで問題になったことです

 

収入

個人事業主のため、何社もの会社や個人から、定期不定期で仕事をいただいております。そのため、支払いも銀行振込や現金でのお支払いもありますし、月の収入にかなりばらつきがあること

 

個人からの借り入れ

200万円ほど友人から借り入れがありました。どうしてこんなに貸してくれたのか、だましたのか、返す気があるのか、他の人からも借りてるんじゃないかなど、結構なことを聞かれました

 

換金行為

手持ちの現金がないため、クレジットカードのショッピング枠を現金に換えていました。今考えると最悪です。これをしている時点でもう麻痺です。この当時は、なんとか支払いをしようと必死で考えやっていましたが、普通ではないです。

これは絶対やってはダメです。ネットなどでは、違法ではありませんと書いていますが、カード会社の規定で換金目的でのカードの利用はダメだとあります。これをするなら、早く弁護士など借金のプロに相談した方がいいです。

 

株取引

友人からの借り入れを元に、株取引をしていました。もちろん、友人には株取引での資金ということで借りました。結局、信用取り引きなどもしたため、利益は出ず、資金はほぼすべて消えました。

 

セミナーの受講

借金があるなかで、何十万円もの受講費のするセミナーに参加しました。もちろん、自分の仕事にスキルを上げるためです。このセミナーに参加することで収入も増えると考えていました。けれど、何十万円もの受講費の割りに、毎月2万円程度しかアップしませんでした。それを事務員の方に話すと、かなり甘い考えですね、と一蹴された感じでした。まあ、事務員の方は、冷静にお金の動きを見ておられるのでしょう。私としてはかなり嫌な感じでした

 

そのようなことを、30分ほど電話で話しました

また、何かあれば、電話するとのこと

そして、弁護士に伝え、これを元に申立書を作成していくとのことです

 

 

もう早く終わらせたいという思いと、少し落ち着いていた不安がまた最高潮に湧き上がりました

 

今から思えば、この時の不安、心配、後悔、わかってもらえない憤りなどが、自己破産を依頼した中で一番大きかったです

 

つづく