とうとう父を施設見学に連れ出すことに成功した。


父は私の娘のことが大好き。ラブラブ

我が娘は、ガサツな私には似ずに、ザ.女の子って感じのオシャレで可愛い童顔なアラサー。


私も夫も正直それぞれ微妙なルックスwだが、

正反対のタイプの二人を足して2で割ったら、奇跡的にアイドル顔の可愛い娘が出来上がったって感じ笑


その可愛い孫娘に会えるならということで、シブシブながら父は一緒に施設見学を了承したのだ。


着いてすぐ、まずは大まかな説明、

その時に父は途中から施設をホテルと錯覚していることが判明汗


駐車場にある見学や面会の人の車を見て、

みんな車を持って来てるんですね、自分も車を持ってこれるのか?と質問してみたりあせる


いや…免許は返納しましょうよ…滝汗

てか、いますぐ車は売り飛ばしたいくらいこちらはいつ事故らないかとヒヤヒヤなんですが滝汗


まだシッカリした老人を必死にアピールしている父だが、もはや取り繕いきれてはいない。

口を開けばポロポロと認知症丸出し発言が飛び出す。チーン



私が一つ気になったのは、高級老人ホームにしては、掃除が行き届いて居なかったことだ。

まず、玄関の隅っこに蜘蛛の巣が張っていた。


共用スペースはそこそこ綺麗なのだが、トイレがひどく水で濡れていた。なぜに?


個室を見せてもらうと、家具の目立つところに醤油か何かが飛んだようなシミがあった。壁紙も目立つシミがあった。

外のバルコニー部分も、長いこと掃除してない感があった。


1番気になったのは、

介護員だかお掃除だかのオバハン職員一名が、入居者に口調荒く叱責する様子をたまたま見てしまったこと。


しかも入居者の人達は、たまたまそこに置いてあった椅子に座り談笑していただけ驚き

なんかのイベントのために椅子を片付けてそこに置いてあったようだが、


オバハン、イライラを隠そうともせずガミガミ。

あんな風に言われたら、ド短気父ならばすぐに食ってかかり喧嘩になるだろうチーン


多少なりとも認知能力の落ちた老人相手の仕事なんだからさ、

注意するにしてももう少しやんわりと言えないもんかしら?真顔


まあ、こういうキツイ人はだいたいどこの職場にも居るもんだけどさ、短時間の見学で見てしまったらいつもこうなのかしら…って不安になるわ。


それからお昼ご飯を試食させていただきましたが、

さすが栄養バランスもよく、味も良かったです。



父は、施設を去り際に、

「まだまだボクがお世話になるのはだいぶ先の話だと思います!」キリッ真顔


…って言ってましたが、ゲッソリゲッソリ

姉は父の隙をついて、申し込み書他提出書類をシッカリもらっていましたわ。


私は箱(施設の立派さ)より中身(従業員の質)だと思うから、他も見学してからにしたいんだけど、


姉は

「こんくらいの高級なとこじゃなけりゃお父さんは絶対に入らないでしょうが!」って、ほぼここに決めた様子ショボーン



いや、父のあの様子じゃまだまだどこにも入らない気マンマンだと思う…チーン


そして、母の墓参りへ。

そこでも父ときたら、まだ施設でお昼を食べて一時間も経っていないのに、


「さあ、ご飯を食べにいかないか?」


ガーンガーンガーン不安不安不安マジか…さっきお昼を食べたばかりやがなwww

先日の薬や風呂の件といい、時間感覚を失いつつあるのだろうね。


帰りの道中に娘が、

お母さんから聞いてはいたけど、思ってたよりもヤバいね💦早く施設に入れた方が良いね、と。



わかってるって。でも、そう簡単に行かないんだよ。だって、色々すぐ忘れちゃう、忘れたことも忘れちゃうから本人は困ってない。

危なっかしい本人は、苦しくない時は何も困ってないんだからチーン



本人をその気にさせるにはさ、私は放置一択だと思う。誰かが心配し先回りして世話してしまう限り本人は困らない。

困ってないから施設に行きたくないんだから。

放置して一人暮らしの限界を本人にわかってもらうしかないのよ。泣

先は長い戦いになりそうだな…チーン