こんにちは。
未央(みお)です。
国譲りの神々や神殿から、大事な土台について感じた
こちらの記事の続きです↓
古代出雲博物館の常設展も
見てみました。
出雲の歴史から縄文時代の展示
壱岐島の大きな黒曜石や
ヤジリや勾玉など、
とても見応えがあり
時間を忘れて楽しみました。
そして黒いヤジリを見たときに
あることを思い出したのです。
7,8年前に出会った辻麻里子さんの著書
「22を超えてゆけ」に
黒曜石のヤジリが出てくるのですね。
もう何度もブログに
書いていますが
この本を偶然手にしたときから
少しずつ意識の変換が起こり、
今も常に行く先を照らし
導いてくれていると本当に感じている本です。
この本の中で、主人公のマヤが
エジプト神話に出てくる
冥界の神であるアヌビスから
色のレッスンを受ける場面があって。
黒という色は、すべての色を吸収するので
黒の中に何色が含まれているか、
その微妙な変化を見分ける感性が大切、
目に映る色だけではなく、その背後にある色
ハートから放たれる魂の色を見て
表面に反射した光に惑わされてはいけない、と。
人類は、石に対して間違った認識を持っていること
太古の昔に高度な文明があったのを
いまだに認めないこと
固定観念に縛られ、物事の本質を
見つめようとしないこと…
アヌビスによると、この石は
周波数を整える波動調整プログラムであり
驚くほど様々な機能が搭載された装置で
記憶の集積器でもあるそうです。
使い方まで書かれてあって。
ちなみに、博物館の売店にあったので
黒曜石のヤジリ、
思わず買ってしまいましたw
香取神宮の勾玉守りと日御碕神社の鬼の鈴守り
ヤジリを狩猟や武器として使うのが
正しいとか間違っているとか
そういう視点で議論している限り
きっと見えないけれど
地球や宇宙のサイクルの中で
いつか人類が集合意識を超えて
物事の本質が見え始める時のために
私たちの祖先や先人は
道標となる建造物や方向を示す目印を遺し
様々な仕掛けをして
未来の自分たちが
その時に気づくようにしたのですね。
時が来るまでは守り続け
時が来たら起動するように。
現代の私たちには理解できない
世界の謎や不思議などは
とてもざっくり言うと
そういうことなのかなと思います。
で、アヌビスがこう言うんですよ。
今生は過去のご自分を否定し続けるために
あるのではありません。
過去に築いた『意志』に気づくのです。
毎年元旦に行く香取神宮の要石↓
ここにも『意志』
石は意志。自分自身が築いた意志。
それは難しいことではなく、
小さい頃から理由もなく興味のあること
説明できないけれど好きだったこと、
過去の記憶を伴うそれらを
思い出すこと、だそうです。
私は石に心惹かれ、
住宅の平面図が書かれたチラシを
何時間でも眺めているような
子供でしたから
建造物や神殿や家の構造や柱、
そして石たちが、
過去の自分からのメッセージを
伝えてくれているのかもしれません。
どんなことからも守り抜いて
同じことを繰り返さぬよう
未来へ託した『意志』とは…
読むたびに
心の奥が揺さぶられる本で
また泣きました。
心身共に浄化された
須佐神社へ続きます。