テオくんお迎え*前編 | 続*うさぎつれづれ

続*うさぎつれづれ

シッコ飛ばして『げいじゅつ』作り、リビングでは足元にまとわりついて離れない、ソファに座れば腕に乗り、肩に乗る・・そんなワンコうさぎ、
アメリカンファジーロップのテオとのご機嫌な暮らし♪

テオへのたくさんのコメントありがとうございましたヽ(´▽`)/へへっ



テオはモッフんの甥っ子です。



でも、それだけでなく不思議な縁を感じる子でした。



テオは生まれてからたくさんの試練を笑顔で乗り越えて来た、

とっても強い子なんです。



長い話になりますが、テオの頑張りと、彼との出会いを忘れないように

何回かに分けて書いていきますメモ


○〇о。。○〇о。。○〇о。。○〇о。。○〇о。。○〇о。。○〇о


ウチの長男のモフはブーケちゃん、ボレロちゃんという姉妹がいる

三つ子ちゃんで生まれました。



姉妹は2兎ともブリーダーさんのところでママうさぎになりました。



そして、モフが亡くなってちょうど8日目の10月1日の夕方、ブーケちゃん

に2羽のベビーが生まれました。


モフを亡くして毎日泣いてばかりいたワタシにブリーダーさんから「きっと

まだ毎日泣いてるんじゃないかな?モフちゃんの甥っ子か姪っ子が生まれ

ました、ベビーを見ると元気がでるかもしれないから、見に来てね」とメール

が来ました。



うさぎのケアだけでなく、うさぎを亡くした飼い主の心のケアまでしてくれる

ブリーダーさん・・頭が下がります・・・



早速週末に見に行くと、まだ本当に生まれたての、でも元気でコロコロした

トートとブラックの可愛いベビーを特別に抱っこさせてくれました。



これを書いている今はとってもいいママをしているブーケちゃんですが、

なぜかこの時はママ業ができず、姉妹のボレロちゃんが育てていました。



つまり、テオはモフの姉妹の一人が生んで、もう一人の姉妹が育てたベビー

なんです。産みの母から育ての母に託すまでもブリーダーさんの大変な苦労

があった上で、どうにか命を繋ぎました。(母乳をちゃんと飲んで育ってます)



その時は「元気に育つといいなぁ・・」と思っていて、一緒に成長を見守り
たいなぁ。。思ってました。モフを失った悲しみにどっぷり浸かってたワタシ
にとって、彼らの成長が唯一の楽しみでした。



少しずつ大きくなってくると、オットが「トートちゃんが男の子だったら
モフちんみたいになるかなぁ?」と言い出しました。モフはBRKNトート
だったから、「トートちゃんが男の子だったら、モフちんの生まれ変わり?
って思っちゃうかもねー」なんて冗談で言っていました。



そして、その後、性別が分かって、なんと、トートちゃんが男の子、ブラック
ちゃんが女の子でした・・・!トートちゃんが男の子だったので、ワタシが
興味を持つだろうと予想していたのか、ブリーダーさんは「男の子は販売に

出るよ^^」と教えてくれました。



でも実はまだまだモフの面影をずっと追っていたワタシは、この時はお迎え

するとかしないとか、そういうことは考えていなくて、ただただモフの血縁の子

の成長を見守りたい・・という気持ちでいました。



多分彼らの成長を悲しみに沈んだ毎日の励みにしていたんだと思います。


ところがその翌週、ブリーダーさんに本当にすまなそうに「ujucoさん、ゴメンね、
トートちゃん、販売から下げることにしたの」と言われてしまいました。



その理由が・・・なんと、たまたま24時間ブリーダーさんがベビーのボディ
チェックをしっかり出来ない日があって、その間にトートちゃんの片目が

くっついてしまって目に感染症を起こしてしまった。。。と言うんです。


条件は同じなのに、ブラックちゃんはなんでもなくて、トートちゃんだけが
目の感染症です。多分、それはブリーダーさんのせいとかそういうことでは

なくて、ブラックちゃんみたいになんでもないことがふつうなんだろうと思いました。



そして「目」と聞いた瞬間にモフの右目の病気を思い出しました。右目かも・・・

きっと右目だ・・・恐る恐る「どっちの目ですか?」と聞くと・・・やっぱり、右目でした。



モフとのお別れの約束を思い出していました。「モフちゃん、生まれ変わって
来たら、ママに分かるようにサインを出してね」って。



後から後から涙がぼろぼろ出てきて止まりませんでした。そんなワタシを
見て、ブリーダーさんが「この子の目が治るか、治らないかは分からないけど、
ujucoさんは病気のうさぎでいっぱい苦労しているから、せめて引き渡す時だけ
でも健康なうさぎをお迎えして欲しいの。この子は私が責任を持って一生面倒

を見るから、これからモフちゃんに近い血統のベビーも生まれるから・・・」と

話してくれていました。



でも、ワタシはトートちゃんのことで頭がいっぱいになってしまって、「もしこれが
モフからのサインなら、この子の目はきっと治る。だって、ワタシに教えてくれる
ためのサインなんだから!!」と思っていたら、なんとそのトートちゃんがワタシの
手をぺろぺろぺろぺろと舐めたんです。。まるで「ボクのママになって、ねぇ、
気付いて・・・」って言ってるみたいに。。。



号泣しながらブリーダーさんに「この子の目がどうなるか、見守ります」と言って

しまって、そばにいた友達に「ujucoさん、ブリーダーさんの話聞いてた?」と笑われ

てしまいました。



この時初めて、真剣に『この子をお迎えしたい・・・』と思いました。



この時、オットは出張中でいなかったのですが、オットも健康な子を望んでいる
のは分かっていたので、もしかすると反対されるかも?と思ってたのですが、
駅まで迎えに行った車中でこの話をすると、オットもワタシと同じことを思った
みたいで、助手席で泣いていました。。。



その後、トートちゃんの目は予想通り2週間ほどで完治しました。ちょうどその

週末がモフの四十九日でした。お寺に行った帰りにまたトートちゃんの様子を

見に行きました。



モフの四十九日はトートちゃんにとっては生後約1ヵ月半になるので、コンディション
が良ければそろそろお迎え出来る頃です。



でも、実は正直、『今すぐに連れて帰ろう!』という決心まではついていませんでした。

まだモフのケージに他の子が住んでいるのを想像できなかったし、受け入れられな

かった。



多分、新しい子がそこに住むことで、『モフがもういない』ってことを受け止めなきゃ

いけない。。でも、まだそれができる心境ではありませんでした。。。。



そんな複雑な気持ちで会いに行くと、トートちゃんにまた新たな試練が降りかかって

いました・・・涙



つづく・・・


○〇о。。○〇о。。○〇о。。○〇о。。○〇о。。○〇о。。○〇о



昨晩はとっても元気にいっぱいサークルで遊びました。

早速シッコもかけられ、久々に歓喜の悲鳴をあげました(笑)



おおはしゃぎで遊んで、急にバタンっと寝たと思ったら数秒でまた飛び上がるよう

に起き上がってダッシュ=3 とういうむじゃきなこどもちゃんですヽ(´▽`)/



じっとしていることがないので、なかなか写真が撮れません(^▽^;)

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ふわらのにおいがするものに反応中(*≧m≦*)ププッ


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モッフんよりもおおらかで豪快。怖いもの知らず(笑)



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でも、あっちゅう間に起きます≧(´▽`)≦アハハハ



いっぱい遊んで、ケージでもいっぱい寛いでいるんだけど、牧草が

好きでペレットをあんまり食べない・・・



ブリーダーさんのところではペレットいっぱい食べてたのにね。



ブリーダーさんに特別にいっぱいいっぱい可愛がってもらってたから

もしかしたら、少し寂しいのかな。。



早くウチに慣れようね~(^ー^* )