タイ・香港海外調査団4日目
7時起床。9時にホテルを出発し、途中で今日だけ同行する福井県議団がバスに同乗して香港総領事館に向かいました。
松田大使と久米領事、JNTOの薬丸所長、ジェトロの中井次長と懇談致しました。
香港直行便は20数年前と4~5年前と2回決まりかけたが最後の最後でダメになった経緯がありますが、今年はチャーター便が31便飛び、しかも搭乗率が98.7%という事で、今こそ勝負の時と位置づけています。
松田大使は福井県出身という事で、大使自身も定期便化に熱意を持っておられ、今週金曜にもキャセイパシフィック航空の社長と会って要望するとの事でした。
また、大使にはキャセイパシフィック航空を取り巻く状況について説明いただき、この後の訪問に様々なヒントもいただきました。
昼食後、キャセイパシフィック航空を訪問しました。ラビニア・ラウ企画部長を筆頭に多くのスタッフにお迎えいただきました。キャセイ側はチャーター便の実績を喜んでおられ、来春の便数を増やし、機材の大型化も検討されるとお話しいただきました。キャセイのFBファンページなどで石川・福井両県の良さを伝え、ツアーなども考えてみたいとの事でした。良い言葉をいろいろいただけましたが、定期便化にはまずはチャーターをもっと伸ばしたいとまだ慎重な姿勢でした。
次にLCCの香港エクスプレスを訪問しました。ジョナサン・ハット営業部長にご対応いただきました。客層は18~34歳の個人旅行を行う若い層がメインとの事で、パワーブロガーを活用するなどデジタルマーケティングが得意との事でした。また日本が最大のマーケットで50%以上のシェア、週100便が飛んでいるそうです。プレゼンでは、日本の新たな場所をチャレンジングに繋いでいると胸を張りましたが、ならば小松にと要望すると、収益性や人員確保の面、持続可能性など慎重に考えたいとトーンダウン。プレゼン資料に小松就航時の経済効果まで試算してあったので期待したのですが、なかなか簡単にはいきませんね。
夕食はJNTO薬丸所長、清水次長をお迎えして懇談致しました。あらためて今日の各地の訪問についておさらいでき、いろんなアドバイスもいただけました。
明日は事実上の最終日となります。