龍馬プロジェクト海外視察インド編④ | 石川県議会議員 不破大仁 オフィシャルブログ「熱意と決意の真剣勝負!」Powered by Ameba

龍馬プロジェクト海外視察インド編④

バンガロールエレクトロニックシティにあるインフォシス本社を訪問、最初に見せられた企業紹介ビデオに森喜朗先生が出てきてびっくりする。80エーカーの広大な敷地に2万6千人の従業員。平均年齢は27歳。売り上げは79億ドル。バックヤードは見せてもらえなかったが、フロントヤードは完全にリゾート地の様に見える。恐るべしグローバル企業。
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2万6千人といえば地方都市の人口より多かったりする。日本の大企業も東京ばかりでなく、地方都市に本社を置くという選択も取れないものだろうか。

次に比較的貧しい地域にある公立の小学校を訪ねる。日本の4年生から中1までのクラスに行くとほとんどの子が英語で意思疎通が出来る。好きな科目は英語や算数、理科。将来の夢はエンジニアやドクターやポリスなど。昨日までの私立学校の生徒が優秀なのは分かるが、貧しい公立学校の生徒ももれなく英語が話せて理系科目が得意となれば、インドの10年後は恐ろしく国力が増していると考えられる。
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今の日本の教育はもっと世界に通用する人材育成に力を入れる必要があるだろう。

次にJETROを訪問して情報収集。日本専用の工業団地の話などを聞くが、次の予定まであまり時間がなく早めに切り上げて、一緒にカルナタカ州政府へ向かう。
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ゴウダ農業大臣にお会いしてお話をする。市民にとても人気のある大臣で超多忙な方らしく、会える事が光栄な事らしい。政治に関する意見交換ではインドでも政治不信と若者の政治離れが起こっていると分かった。興味の対象は経済、ビジネスらしい。経済発展が進むと、どこの国でも同じ様な事になるんだろうか。

バンガロールの最終行程はGITAMユニバーシティで学生と我々との交流会。多くの大学生と直接話せたのはここだけ。みんな結構シャイで、グイグイ来る欧米人よりも付き合いやすく感じた。

バンガロールの行程を終え空港へ向かう。とても充実した視察だった。バンガロールの観光地は一切見ていないが、そこはまた今度。では、いざデリーへ。

飛行機の出発が遅れ、デリーに着いたのは夜中の1時半。そこから荷物とって、高知から合流の浜口市議の到着を待ち、ホテルに向かい始めたのが3時。もうクタクタ。明日は8時40分スタート。とにかく寝なきゃ、身体がもたない。寝よう。