党の知事選議論は不活発な気がする | 石川県議会議員 不破大仁 オフィシャルブログ「熱意と決意の真剣勝負!」Powered by Ameba

党の知事選議論は不活発な気がする

今日のお昼に議員協議会(自民党県議全員での会議)が開かれ、知事選についての県内各支部、職域団体との意見聴取の結果報告と意見交換が行われました。改めて、皆さんからのご意見を聞きたいと言われたので、金沢支部でのやり取りについて再度確認をさせてもらいました。

金沢支部では、自由民主党として候補者擁立の努力をすべきという観点から「公募」という提案をさせてもらい、即却下となったことはすでに書きました。実はその時に、「もし党籍をもった国会議員などが手を挙げた場合、現職知事より優先した取り扱いになるのか」と尋ねたら、幹事長が「もちろん国会議員を優先します」と言いきりました。それを聞いた副会長は幹事長からマイクを取って握って、「そういう場合も含めて、もしそういうことになったら、過去に総務会で沓掛さん安田さんが投票になった事例もあったし、話し合いで解決した事例もあった。ケースバイケースで判断していく」というような主旨の話をされました。

幹事長は言い切ったのに、副会長は「そうでない事もありうる」と言ったように聞こえたので、今日改めて幹事長に発言した事実について確認を取る質問をしました。
「先日、国会議員を優先すると言いましたが、それで間違いないでしょうか」と聞くと、「そんなこと言った?それはそれとして、いろんな声を聞きながら判断します」と前言撤回的なことを言われました。その後、誰からも発言が無く、議員協議会は終了。

私以外発言がなかったからでしょう、会議終了後マスコミから、「誰か出るんですか?」と質問攻めにあう。
「政党として、候補者擁立の努力、議論をすることは必要だと思うし、今、知事選で候補者擁立してまともに戦いになる可能性があるのは自民党しか考えられない。だから一般論として申し上げた。」と答えると、なぁんだそういうことか的に捉えられた様子。なので、新聞記事になることはないでしょう。


ちょっと踏みん込んだ発言をすると、「あの人ならもっと良い石川県になるぞ」と秘かに思っている人はいますが、どんなお考えかはまだ聞いていません。今のところ意中の人がダメだったり、それ以外の人ならば、総合的に判断して「現職」ということになると思います。

もう一つ、「知事を変えたいなら自分が出ればいい」という人がいますが、そうは思いません。何が何でも変えるという話でなく、いい石川県にするという観点で考える必要があると思っています。今の私が知事になるというのは、私自身、行政手腕を考えるとまだまだ力不足だと認識していますので、現職の県政運営よりトータルでは良いものにはならないと考えるからです。(テーマ別には私の方がいいと思っているものはあります。
やはり候補になる人は中長期的視点も含め、現職の県政運営よりも良くなると考えられる人でなければならないと思っています。

そう考えると皆さん私のように「意中の人」がいないのかもしれませんね。