5月3日 もうすぐ国民投票法施行
日本青年会議所石川ブロック協議会が開催した憲法タウンミーティングに参加する。
くらしの中の憲法や改正手続きなどをテーマにパネルディスカッションが行われる。
パネリストは参議院議員の岡田直樹氏、弁護士の飯森和彦氏、金沢大准教授の山崎友也氏の3氏。
改憲や護憲、9条といった憲法議論に陥ることなく、そもそも憲法とは何かという原点に立ち返っての話はとても勉強になった。
「憲法とは国家権力が守るべきルール」で、「法律は憲法の枠内で国民を縛るルール」との基本や、現行憲法はGHQによる押し付け憲法であることは論を待たないとの話も聞くことができた。
さて、5月18日には憲法改正国民投票法が施行される。
これにより、ようやく憲法改正の「手続き」が法として整備される。
この法律は「新憲法、是か否か」を問う方法を定めるもので、即改憲に繋がるものではない。
当然、国民の半数が改憲に反対すれば現状維持になる。
法整備はできたが、「新憲法」の形を決める国会の憲法審査会が機能停止しているため、しばらく国民投票が行われることは無いだろう。