★ 毛皮と本能とフェイクファー ★
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毛皮の装いは残酷ですか?
ヒョウ柄のモコモコブーツをはいたり尻尾を垂らしたりしたアニマル系ファッションが話題になる昨今。街にい..........≪続きを読む≫
こういう記事がありましたので、オートクチュールファー・メゾンのRuBis としては一言
よく主張されているのが、「本当の防寒目的だったらいい」ですとか、「フェイクファーなど、代替素材があるはず」
そして、毛皮反対運動をしている動物保護団体などは、残酷な殺され方をしたり、悲惨な環境で飼育されているキツネやミンクなどの動画を公開したりしています。
まず、そもそも、残酷な動画。
実は、あれは映画のように「作っている」ものが多くあります。
どうして、同じ種類でも安いファーと、高いファーがあるのでしょう?
お肉でも、安いお肉と高いお肉があります。何が違うのでしょう?
高いお野菜と安いお野菜は?
それは育て方・手入れの仕方・飼育・その他の処理が違うからですね。もちろん、稀少な種類・育てにくい、などの理由もあるでしょう。
残酷でなく、ちゃんとファーを生産したら、それなりにコストがかかるのです。
正しい方法で養殖する・正しい方法で毛皮にする -それらには、手間がかかり、コストがかかります。
わたくしは、毛皮の素材段階での、つまりお魚の卸の競売の毛皮バージョンに参加したことがあります。デンマークに毛皮連盟の会長が連れて行ってくれました。デンマークのミンク産業はほとんど国営企業のようなものです。この価格はあくまで素材としての価格。そこから、コートなどに使うためには、ちゃんとなめし、きれいにし、色々なした処理をしなくてはなりません。そうすると、わたくしの手元に届く頃には何倍もの値段になっています。そして、そこからわたくし達が、色々なものに仕立てるわけです。ですから、その競売価格よりも安い、ということは何かがおかしいのだと思います。
そして、科学技術の進歩がもたらした新素材。
新素材と言うのは、たいていの場合、化学繊維です。それらは、分解されて土に戻るのでしょうか?
わたくしが身に着けるものは、基本的に天然素材ばかりです。それは、土に戻るから。
化学繊維と違って、何代にもわたって着ることができ、リフォームができ、コート→短いジャケット→インテリア用品→たとえ毛がなくなっても「皮」として、マットレスなど?→ 土に還る、です。
フェイクファーなど化学繊維は、捨てられた後、どうなるのでしょうか?
本当に地球に優しいでしょうか?
捨てた後よりも、さらに、「生産」したときは?
「化学繊維」=石油を使っていませんか?生産の過程で空気を、環境を汚染していませんか?
空気や環境を汚染したら、よほど動物に残酷なのではありませんか?
動物だけでなく、人間にも悪いですよね。
地球にとってよいのはどちら
もし、技術の発展で、製作の過程で環境を汚染せず、自然も破壊せず、森の生態も壊さず、そして、分解されて土に還る素材ができたとしても。。。。
それでも、天然素材のファーが与える「癒し
」は、他の素材で与えることができないのです。
それは、人間の「本能」に直接働きかけるからです。
何の思想も持たない赤ちゃんの前に毛皮とフェイクファーを置いてみましょう。
赤ちゃんはどちらに行くでしょう?
赤ちゃんは、なんと一番高い毛皮に行くのです!
裂けてもお直し
値段を知らない赤ちゃんは、感覚と本能に正直。一番気持ちいい素材にひかれます
ファーのコートを羽織った女性の、とろけるような笑顔
それは、「高いから」ではなくて、毛皮のもつ癒し効果です。本当に、絶対に夫にも、恋人にも見せたことがないほどの、とろける笑顔なのです。
こういう「本能」に逆らって生きると、「ひずみ」が起こります。ギスギスした現代社会は、なぜこうなってしまったのでしょう?わたくしたちは、「本能」を否定せず、認識し、活かしながら、生きて行くべきなのです。
動物愛護、動物、動物、動物、とおっしゃいますが、じゃあ、植物は?西洋的な、進化論的な考え方では違いますけれども、植物だって切られるときには泣いていたり、感情があったり。お魚類にだって、親子はあります。何より、植物だって生き物。お魚だって生き物。生命が等しく十問いのであるならば、動物だけを特別視するのは、おかしなことです。
地球全体を考えないで、生態系を壊しちゃった一例→ ★ かわいそうなミンク達
高等動物だから、というのなら、では動物実験は?動物実験をしていない化粧品は、じゃあ何で実験してるのでしょう?
ペット産業は?
動物を助ける前に、世界中の助けが必要な子ども達を助けるべきでは?とも思います。
だから、RuBisのチャリティは、毛皮の故郷のロシアのサンクトペテルブルグの小児病院に役立てられてます。
★ロシア大使館でのソワレ~マリウス・プティパへのオマージュ
★ロシア大使館でのディナー in Paris
★ パーティー出演引き受けます(動画)
むしろ、わたくしは、人間は、食物連鎖ピラミッドの頂点にいて、様々な生物を殺して、その上で命が成り立っている。自分の生活はあらゆる殺生の上に成り立っている、ということを認識した上で、日々感謝しながら生きていく、というのがふさわしいのではないかと思います。
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ヒョウ柄のモコモコブーツをはいたり尻尾を垂らしたりしたアニマル系ファッションが話題になる昨今。街にい..........≪続きを読む≫
こういう記事がありましたので、オートクチュールファー・メゾンのRuBis としては一言

よく主張されているのが、「本当の防寒目的だったらいい」ですとか、「フェイクファーなど、代替素材があるはず」
そして、毛皮反対運動をしている動物保護団体などは、残酷な殺され方をしたり、悲惨な環境で飼育されているキツネやミンクなどの動画を公開したりしています。
まず、そもそも、残酷な動画。

どうして、同じ種類でも安いファーと、高いファーがあるのでしょう?
お肉でも、安いお肉と高いお肉があります。何が違うのでしょう?
高いお野菜と安いお野菜は?

それは育て方・手入れの仕方・飼育・その他の処理が違うからですね。もちろん、稀少な種類・育てにくい、などの理由もあるでしょう。
残酷でなく、ちゃんとファーを生産したら、それなりにコストがかかるのです。
正しい方法で養殖する・正しい方法で毛皮にする -それらには、手間がかかり、コストがかかります。
わたくしは、毛皮の素材段階での、つまりお魚の卸の競売の毛皮バージョンに参加したことがあります。デンマークに毛皮連盟の会長が連れて行ってくれました。デンマークのミンク産業はほとんど国営企業のようなものです。この価格はあくまで素材としての価格。そこから、コートなどに使うためには、ちゃんとなめし、きれいにし、色々なした処理をしなくてはなりません。そうすると、わたくしの手元に届く頃には何倍もの値段になっています。そして、そこからわたくし達が、色々なものに仕立てるわけです。ですから、その競売価格よりも安い、ということは何かがおかしいのだと思います。

そして、科学技術の進歩がもたらした新素材。
新素材と言うのは、たいていの場合、化学繊維です。それらは、分解されて土に戻るのでしょうか?
わたくしが身に着けるものは、基本的に天然素材ばかりです。それは、土に戻るから。
化学繊維と違って、何代にもわたって着ることができ、リフォームができ、コート→短いジャケット→インテリア用品→たとえ毛がなくなっても「皮」として、マットレスなど?→ 土に還る、です。
フェイクファーなど化学繊維は、捨てられた後、どうなるのでしょうか?
本当に地球に優しいでしょうか?
捨てた後よりも、さらに、「生産」したときは?
「化学繊維」=石油を使っていませんか?生産の過程で空気を、環境を汚染していませんか?
空気や環境を汚染したら、よほど動物に残酷なのではありませんか?
動物だけでなく、人間にも悪いですよね。
地球にとってよいのはどちら

もし、技術の発展で、製作の過程で環境を汚染せず、自然も破壊せず、森の生態も壊さず、そして、分解されて土に還る素材ができたとしても。。。。
それでも、天然素材のファーが与える「癒し

それは、人間の「本能」に直接働きかけるからです。
何の思想も持たない赤ちゃんの前に毛皮とフェイクファーを置いてみましょう。
赤ちゃんはどちらに行くでしょう?
赤ちゃんは、なんと一番高い毛皮に行くのです!

裂けてもお直し
値段を知らない赤ちゃんは、感覚と本能に正直。一番気持ちいい素材にひかれます

ファーのコートを羽織った女性の、とろけるような笑顔

こういう「本能」に逆らって生きると、「ひずみ」が起こります。ギスギスした現代社会は、なぜこうなってしまったのでしょう?わたくしたちは、「本能」を否定せず、認識し、活かしながら、生きて行くべきなのです。

動物愛護、動物、動物、動物、とおっしゃいますが、じゃあ、植物は?西洋的な、進化論的な考え方では違いますけれども、植物だって切られるときには泣いていたり、感情があったり。お魚類にだって、親子はあります。何より、植物だって生き物。お魚だって生き物。生命が等しく十問いのであるならば、動物だけを特別視するのは、おかしなことです。
地球全体を考えないで、生態系を壊しちゃった一例→ ★ かわいそうなミンク達
高等動物だから、というのなら、では動物実験は?動物実験をしていない化粧品は、じゃあ何で実験してるのでしょう?

動物を助ける前に、世界中の助けが必要な子ども達を助けるべきでは?とも思います。
だから、RuBisのチャリティは、毛皮の故郷のロシアのサンクトペテルブルグの小児病院に役立てられてます。
★ロシア大使館でのソワレ~マリウス・プティパへのオマージュ
★ロシア大使館でのディナー in Paris
★ パーティー出演引き受けます(動画)
むしろ、わたくしは、人間は、食物連鎖ピラミッドの頂点にいて、様々な生物を殺して、その上で命が成り立っている。自分の生活はあらゆる殺生の上に成り立っている、ということを認識した上で、日々感謝しながら生きていく、というのがふさわしいのではないかと思います。











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