★ルネ・ラリック「シャネル＆ストラヴィンスキー」～バレエ・リュス

Bonjour!

日本での公開から少したってしまいましたが、映画「シャネル＆ストラヴィンスキー」はごらんになりましたか？
↓原作本

シャネル&ストラヴィンスキー (竹書房文庫)/クリス・グリーンハルジェ

先日のバレエ・リュス、ストラヴィンスキーのバレエ音楽初演から100年を記念した記念公演やガラ・パーティー、ロシア大使館でのマリウス・プティパへのオマージュから、シャネルとストラヴィンスキーの映画をもう一度見てみようと思いました。（クリックするとそれぞれの記事にとびます♪）

シャネルの映画は昨年から3本ありますが、

ココ・アヴァン・シャネル特別版 [DVD]/オドレイ・トトゥ,ブノワ・ポールブールド,アレッサンドロ・ニボラ: ￥3,980; Amazon.co.jp

ココ・アヴァン・シャネルについてはこちらで書いてます！→☆

このシャネル＆ストラヴィンスキーが、一番シャネルのスタイル、仕事の姿勢を現しているかもしれません。だからこそ、シャネル社も、貴重な映像やドレス、シャネルのアパートなどを撮影に貸し出ししたのでしょう。

この映画をみるまで、バレエ・リュスにシャネルがここまで関わったとは存じませんでした。
当時の才能あるアーティスト達のサークルを思い浮かべれば、パリに亡命してきていたロシア人たち、特にバレエ・リュスのディアギレフやニジンスキー、ストラヴィンスキーなどとシャネルが交流があったであろうことは容易に想像できるのですが、なぜかわたくしの頭の中では結びついていませんでした。

映画の中で、シャネルがバレエ・リュスの衣装も担当した、とあるのですが、映画の中ではそれを見せてもらえません。

というわけで、探し出しましたよ

このＤＶＤのようなものであったのでしょうね。

ピカソとダンス「青列車」「三角帽子」 [DVD]/パリ・オペラ座バレエ: ￥2,940; Amazon.co.jp

シャネルというより、むしろピカソの舞台装置、舞台衣装がメインなのですが、「青汽車」では、シャネルの衣装が見れます。、彼女のオートクチュールをそのまま舞台に乗せたかのようなスポーティなリゾート・ウェアや水着で評判を取り、ヒロインの被った黒いスエードの帽子を流行させました。

映画は、ストラヴィンスキーが大成功を収めた「火の鳥」「ペトリューシカ」に続く「春の祭典」が非難轟々だった場面から始まります。

シャネルがストラヴィンスキーに提供した家の中。いたるところ、黒、まっすぐなライン。